高血圧予防と血圧管理

▶胡麻麦茶は血圧対策に効果がある?成分や飲み方を解説します

はじめに

「胡麻麦茶を飲むと本当に血圧対策になるの?」
「毎日どのくらい、いつ飲めばいいの?」と気になっていませんか。

健康診断で血圧を指摘されたり、家庭で測った数値が気になったりして、普段のお茶を胡麻麦茶に替えようか考えている方もいるでしょう。

この記事では、胡麻麦茶に含まれる成分と血圧への働き、飲む量やタイミング、取り入れる際の注意点まで分かりやすく紹介します。

胡麻麦茶は血圧対策に効果が期待できる?

胡麻麦茶は、血圧が高めの人向けの商品として知られていますが、「どのような働きが期待できるのか」「飲めばすぐに血圧が下がるのか」と疑問に感じる人もいるでしょう。

ここでは、胡麻麦茶が血圧対策にどのように役立つとされているのかを詳しく見ていきます。

胡麻麦茶

胡麻麦茶は、血圧が高めの人に適することが認められた特定保健用食品(トクホ)です。

含まれるゴマペプチドには、血圧が高めの人の血圧を下げるのを助ける働きが期待されています。

トクホは国の審査を受け、食品ごとに許可された保健の用途を表示できる食品です。

医薬品ではなく飲んですぐ血圧を下げるものではない

胡麻麦茶は食品のため、高血圧を治療したり、飲んですぐに血圧を下げたりする医薬品ではありません。

日々の生活に継続して取り入れることを前提としており、高血圧の治療を受けている場合は薬の代わりにはできません。

降圧薬を服用している人は、医師の指示に従って治療を続けましょう。

胡麻麦茶に含まれるゴマペプチドと血圧の関係

胡麻麦茶の血圧への働きを理解するうえで確認しておきたいのが、胡麻由来の成分である「ゴマペプチド」です。

ここでは、ゴマペプチドがどのような成分なのか、なぜ血圧対策に役立つとされているのかを順に見ていきます。

ゴマペプチドは胡麻由来の成分

ゴマペプチドは、胡麻に含まれるたんぱく質を分解して得られる成分で、アミノ酸が複数つながった「ペプチド」の一種です。

胡麻麦茶には、血圧が高めの人の血圧を下げるのを助ける成分として配合されています。

ゴマペプチドが血圧対策に役立つとされる理由

ゴマペプチドには、血圧の上昇に関わる「アンジオテンシン変換酵素(ACE)」の働きを抑える作用があるとされています。

これにより血管を収縮させるアンジオテンシンⅡの生成が抑えられ、血圧が高めの人の血圧を下げるのを助けると考えられています。

胡麻麦茶の効果を考えるうえで知っておきたいこと

胡麻麦茶を血圧対策に取り入れる場合は、飲むことだけに頼るのではなく、食事や運動など日々の生活習慣もあわせて見直すことが大切です。

ここでは、胡麻麦茶の位置づけと、減塩や運動などと組み合わせて取り入れる考え方を見ていきます。

胡麻麦茶だけで高血圧を治療できるわけではない

胡麻麦茶は血圧が高めの人に向けた特定保健用食品であり、高血圧を治療する医薬品ではありません。

高血圧と診断されている場合は、胡麻麦茶だけで血圧を管理しようとせず、医師の指示に従って治療を続けることが大切です。

降圧薬を自己判断で中止したり、量を変更したりしないようにしましょう。

減塩や運動など生活習慣の改善とあわせて取り入れる

血圧対策では胡麻麦茶だけに頼らず、減塩や適度な運動など、生活習慣を整えることも大切です。

高血圧の人は食塩摂取量を1日6g未満に抑えることを意識しながら、無理のない範囲で体を動かしましょう。

胡麻麦茶は、こうした生活習慣の改善とあわせて取り入れるのがおすすめです。

胡麻麦茶の適切な飲み方

胡麻麦茶を血圧対策として取り入れるなら、「1日にどのくらい飲めばよいのか」「食前と食後のどちらがよいのか」など、飲み方も確認しておきたいポイントです。

ここでは、1日の摂取目安量や飲むタイミング、継続する際の考え方について見ていきます。

1日の摂取目安量を守って飲む

胡麻麦茶を飲むときは、商品に表示されている1日の摂取目安量を確認しましょう。

サントリーの胡麻麦茶では1日350mlが目安とされているため、多く飲めばよいと考えず、適量を守って取り入れることが大切です。

飲む時間は食前・食後に限定されていない

胡麻麦茶は、食前や食後など特定の時間に限定して飲む必要はありません。

1日の摂取目安量を守りながら、食事のときや休憩中など、自分が続けやすいタイミングで取り入れましょう。

毎日の生活に取り入れて継続する

胡麻麦茶は、飲んですぐに血圧を下げることを目的とした飲料ではなく、継続して取り入れることが基本です。

短期間で判断せず、商品に記載された摂取方法を守りながら、毎日の飲み物として無理なく続けましょう。

胡麻麦茶を飲むときの注意点

胡麻麦茶を血圧対策として取り入れる場合でも、摂取量を増やしたり、服用中の降圧薬を自己判断で減らしたりするのは適切ではありません。

ここでは、摂取量や降圧薬との関係、受診を検討すべき場合について見ていきます。

多く飲んでも効果が高まるわけではない

胡麻麦茶は、1日の摂取目安量を超えて飲んでも、血圧への効果が比例して高まるわけではありません。

サントリーの胡麻麦茶では1日350mlが目安とされているため、早く効果を得ようとして量を増やさず、表示された摂取目安量を守りましょう。

降圧薬を服用している人は自己判断で治療を変更しない

降圧薬を服用している場合は、胡麻麦茶を飲み始めても、自己判断で薬を減らしたり中止したりしないことが大切です。

胡麻麦茶は食品であり、降圧薬の代わりにはならないため、治療については医師の指示に従いましょう。

血圧が高い状態が続く場合は医療機関に相談する

家庭で測った血圧が135/85mmHg以上の状態が続く場合は、胡麻麦茶だけで対応せず、医療機関に相談しましょう。

朝や夜など決まった時間に血圧を測って記録しておくと、受診した際に医師へ普段の血圧の状態を伝えやすくなります。

まとめ

胡麻麦茶は、ゴマペプチドの働きにより、血圧が高めの人の血圧を下げるのを助ける特定保健用食品です。

ただし、高血圧を治療する医薬品ではないため、胡麻麦茶だけに頼らず、減塩や運動などの生活習慣改善とあわせて取り入れることが大切です。

サントリーの胡麻麦茶では1日350mlを目安に継続し、降圧薬を服用している場合は自己判断で薬を減らしたり中止したりしないようにしましょう。

家庭血圧が135/85mmHg以上の状態が続く場合は、測定値を記録したうえで医療機関に相談してください。

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