はじめに 結論から言うと、血圧を気にしている人はアルコール量を減らす判断が正解です。飲酒は一時的に血圧が下がることがあっても、習慣化すると血圧を確実に押し上げ、高血圧のリスクを高めます。 お酒を飲んだ直後は血管が広がり、血圧が下がったように感じることがあります。しかしその後、体は反動として血管を収縮させ、心拍数や血圧を上げる方向に働きます。この動きが繰り返されることで、血管や自律神経に負担がかかり、血圧が高い状態が定着していきます。さらに、毎日の飲酒は体内の水分バランスやホルモン分泌にも影響し、知らないう ...