目次
はじめに
「抗菌作用が期待できるサプリには、どのような成分が入っているの?」
「体調管理のために取り入れたいけれど、薬のような効果があるの?」と気になっていませんか。
サプリを探していると、プロポリスやニンニク由来成分などさまざまな成分が紹介されており、どれを選べばよいのか、どこまで期待してよいのか判断しにくいことがあります。
この記事では、抗菌作用との関連が知られている代表的な成分や、サプリを選ぶ際に確認したいポイント、利用時の注意点を分かりやすく整理します。
抗菌作用が期待されるサプリ成分にはどのようなものがある?
抗菌作用との関係が研究されている成分には、ハーブ由来のものがあります。
ここでは、抗菌作用との関係が研究されている代表的なサプリ成分について順に見ていきます。
オレガノ
オレガノには、抗菌作用との関係が研究されているカルバクロールやチモールが含まれています。
これらの成分は、細菌などへの働きが研究されており、オレガノ由来のサプリを選ぶ際の参考になります。
商品を比較するときは、配合成分や含有量を確認するとよいでしょう。
タイム
タイムには、抗菌作用との関係が研究されているチモールなどの成分が含まれています。
チモールは細菌などへの働きが研究されており、タイム由来のサプリを選ぶ際は、使用されている原料や含有成分を確認することが大切です。
セージ
セージは、抗菌作用との関係が研究されているハーブの一つです。
含まれる成分が細菌などにどのように働くか調べられていますが、研究結果がそのままサプリの効果を示すわけではありません。
商品を選ぶ際は、配合成分や含有量を確認しましょう。
レモンバーム
レモンバームも、抗菌作用との関係が研究されているハーブです。
含まれる成分が細菌などに与える影響が調べられていますが、サプリを摂取することで感染症を予防・治療できると確認されたわけではありません。
研究結果と実際の効果を分けて考えることが大切です。
抗菌作用が研究されている成分を含むサプリメントの例
抗菌作用との関係が研究されている植物成分には、オレガノやタイム、セージ、レモンバームなどがあり、これらを配合したサプリメントも販売されています。
ここでは、各成分を含む具体的な商品と、その特徴を紹介します。
オレガノオイルを配合したサプリメント
オレガノオイルには、抗菌作用との関係が研究されているカルバクロールなどの成分が含まれています。サプリメントでは、オレガノオイルの配合量やカルバクロールの含有率を確認すると、商品の特徴を比較しやすくなります。
■:NOW Foods オレガノオイル
NOW Foodsの「オレガノオイル」は、カルバクロールを55%以上含むよう規格化されたソフトジェルタイプの商品です。腸で内容物が放出されるよう設計されたカプセルを採用しています。
タイムエキスを配合したサプリメント
タイムには、チモールなどの植物由来成分が含まれており、抗菌作用との関係が研究されています。サプリメントには、タイムの葉や抽出物をカプセルにした商品があります。
■:Swanson Thyme Leaf
Swansonの「Thyme Leaf」は、タイム由来の抽出物を1カプセルあたり500mg配合した商品です。カプセルタイプで、タイム由来の植物成分を補いたい場合の選択肢になります。
セージエキスを配合したサプリメント
セージには、ロスマリン酸などの植物由来成分が含まれており、抗菌作用との関係が研究されています。サプリメントを選ぶ際は、セージの種類や使用部位、抽出方法を確認することが大切です。
■:セージ葉エキス配合サプリメント
セージの葉を使用したカプセルやエキス製品が選択肢になります。ただし、今回確認した情報では具体的な商品の成分表示を十分に検証できなかったため、商品名の掲載は控えます。
レモンバームエキスを配合したサプリメント
レモンバームには、ロスマリン酸などの成分が含まれており、抗菌作用との関係が研究されています。サプリメントには、レモンバームの葉を使用したカプセルタイプの商品があります。
■:Nature's Way Melissa Lemon Balm Leaf
Nature's Wayの「Melissa Lemon Balm Leaf」は、レモンバームの葉を使用したカプセルタイプの商品です。3カプセルあたり1,500mgのレモンバーム葉を配合しており、メーカーは伝統的な睡眠サポートを目的として紹介しています。
※紹介した商品はいずれも、感染症の予防・治療を目的とする医薬品ではありません。また、植物成分の基礎研究で抗菌作用が示されていても、各商品の摂取によって同様の効果が得られるとは限りません。
抗菌作用を目的にサプリを利用するときの注意点
抗菌作用が期待される成分を含むサプリでも、感染症を治療する医薬品の代わりにはなりません。
ここでは、抗菌作用を目的にサプリを利用するときに確認しておきたい注意点を解説します。
サプリは感染症を治療する医薬品の代わりにはならない
サプリは食品であり、細菌やウイルスによる感染症を治療する医薬品の代わりにはなりません。
抗菌作用が研究されている成分を含んでいても、サプリの摂取によって感染症を治療できるとは限らないため、治療が必要な場合は医師の診断に基づいて適切に対処することが大切です。
摂取量や医薬品との併用に注意する
抗菌作用が研究されている成分でも、摂取量を増やせば効果が高まるとは限りません。
サプリを利用する際は、商品に記載された1日の摂取目安量を守り、医薬品を服用している場合は相互作用の可能性もあるため、事前に医師や薬剤師へ相談しましょう。
感染症が疑われる場合はサプリだけで対処せず医療機関を受診する
発熱や痛みなど感染症が疑われる症状がある場合は、サプリだけで対処せず、医療機関への受診を検討しましょう。
感染症は原因によって必要な治療が異なり、自己判断でサプリの摂取を続けると治療が遅れる可能性があるため、医師に相談することが大切です。
まとめ
抗菌作用との関係が研究されているサプリ成分には、オレガノに含まれるカルバクロールやチモール、タイムに含まれるチモールなどがあります。
また、セージやレモンバームについても、含有成分と抗菌作用との関係が研究されています。
ただし、こうした研究結果がそのままサプリによる感染症の治療効果を示すわけではありません。
サプリを利用する場合は摂取目安量や医薬品との併用に注意し、発熱や痛みなど感染症が疑われる症状があるときは、サプリだけで対処せず医療機関を受診しましょう。