免疫力強化サプリメント

▶ワクチンで免疫がつく仕組みとは?免疫記憶との関係をわかりやすく解説

はじめに

「ワクチンを打つと、どうして病気にかかりにくくなるの?」
「一度接種すると、体の中ではどのように免疫が残るの?」と気になっていませんか。

予防接種を受けたあとに「抗体ができる」「免疫がつく」と聞いても、ワクチンが体の中で何をしているのか、抗体と免疫記憶にはどのような違いがあるのか分かりにくいですよね。

この記事では、ワクチンを接種してから免疫がつくまでの流れや、抗体がつくられる仕組み、免疫記憶が感染症の予防にどのように関わるのかをわかりやすく解説します。

ワクチンで免疫がつく仕組みとは?

ワクチンによって免疫がつくのは、病原体そのものや病原体の一部などを抗原として免疫系に認識させ、体内にその特徴を覚えさせる仕組みがあるためです。

ここでは、ワクチンが病原体の特徴を免疫系に覚えさせる流れと、抗原を認識したあとに抗体が作られる仕組みについて説明します。

ワクチンは病原体の特徴を免疫系に覚えさせる

ワクチンを接種すると、病原体そのものや一部が抗原として体内に入り、免疫系がその特徴を異物として認識します。

この反応を一度経験しておくことで、同じ特徴を持つ抗原が再び体内に入ったときに、すばやく反応できる状態が作られます。

抗原を認識するとB細胞などが反応して抗体を作る

ワクチンに含まれる抗原を免疫系が認識すると、B細胞などが働き始めます。

活性化したB細胞の一部は形質細胞となり、その抗原に結合する抗体を作ることで、同じ抗原が体内に入ったときに反応できるようになります。

ワクチン接種から免疫記憶ができるまでの流れ

ワクチンを接種すると、まずワクチンに含まれる抗原を免疫系が認識し、その抗原に対応した免疫反応が起こります。

ここでは、ワクチンの抗原が認識されてから記憶細胞が残り、同じ病原体に対して素早く免疫反応が起こるまでの流れを説明します。

接種したワクチンの抗原を免疫系が認識する

ワクチンを接種すると、含まれる抗原を免疫細胞が異物として認識し、その抗原に対応する細胞が反応します。

これをきっかけに、接種した抗原に対する免疫反応が始まります。

免疫反応のあと一部の細胞が記憶細胞として残る

抗原に反応したB細胞やT細胞の一部は、記憶B細胞や記憶T細胞として体内に残ります。

これらの細胞が抗原の特徴を記憶することで、同じ抗原に再び触れたときに反応しやすい状態が保たれます。

同じ病原体が侵入すると素早く免疫反応が起こる

同じ病原体が体内に侵入すると、記憶B細胞や記憶T細胞が対応する抗原を認識して反応します。

初めて触れたときよりも素早く免疫反応が進み、抗体の産生などを通じて病原体に対応します。

ワクチンと免疫記憶の関係

ワクチンによって得られる免疫は、接種後に作られた抗体だけで成り立っているわけではありません。

ここでは、免疫記憶の基本的な仕組みと、記憶B細胞や記憶T細胞が再び抗原に反応する流れについて説明します。

免疫記憶は一度出会った抗原への反応を備えておく仕組み

免疫記憶とは、一度認識した抗原の特徴を免疫系が覚え、同じ抗原が再び体内に入ったときに反応しやすくする仕組みです。

最初の免疫反応で生まれた記憶細胞が体内に残ることで、次に同じ抗原に触れたときは、より速く反応できるようになります。

抗体が減っても免疫記憶までなくなるとは限らない

ワクチン接種後に作られた抗体は、時間とともに減少することがあります。

一方、記憶B細胞や記憶T細胞は体内に残ることがあるため、抗体が減っただけで免疫記憶までなくなったとは判断できません。

記憶B細胞と記憶T細胞が再び抗原に反応する

同じ抗原が再び体内に入ると、記憶B細胞や記憶T細胞が抗原を認識して反応します。

記憶B細胞は抗体を作る細胞へと変化し、記憶T細胞もそれぞれの役割に応じて働くことで、素早い免疫反応につながります。

追加接種で免疫反応が強まりやすい理由

追加接種では、初回の接種などで形成された免疫記憶がある状態で、再び同じ抗原に触れることになります。

ここでは、追加接種によって免疫記憶が呼び起こされる仕組みと、接種時期や回数がワクチンごとに異なる理由について説明します。

再び抗原に触れることで免疫記憶が呼び起こされる

追加接種によって同じ抗原が体内に入ると、これまでの接種で作られた記憶B細胞や記憶T細胞が抗原を認識して反応します。

すでに抗原の特徴を記憶しているため、初めて触れたときよりも素早い免疫反応につながります。

追加接種が必要になる時期や回数はワクチンによって異なる

追加接種の時期や回数はワクチンによって異なり、得られた免疫が続く期間や必要な接種間隔などをもとに決められています。

そのため、それぞれのワクチンで定められた接種時期や回数に沿って受けることが大切です。

まとめ

ワクチンは、あらかじめ病原体の特徴を免疫系に覚えさせ、実際に同じ病原体に出会ったときに素早く反応できるよう備えるものです。

接種後に抗体が減っても、記憶細胞が体内に残り、免疫記憶が保たれている場合があります。

また、追加接種の必要性やタイミングはワクチンによって異なります。

抗体の量だけで効果を自己判断せず、それぞれのワクチンで推奨されている接種時期を確認しながら、必要な接種を受けていきましょう。

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