高血圧予防と血圧管理

▶血圧の薬とサプリは併用できる?飲み合わせで注意したい成分を解説

はじめに

「血圧の薬を飲んでいるけれど、サプリも一緒に飲んで大丈夫?」
「健康のために続けているサプリが、薬の効き方に影響しないか心配」と気になっていませんか。

高血圧の治療で毎日薬を服用していると、ビタミンやミネラル、健康食品などを追加するときに、どこまで自分で判断してよいのか迷いますよね。

この記事では、血圧の薬とサプリを併用するときの考え方や注意したい成分、医師や薬剤師へ確認するときのポイントについて解説します。

血圧の薬とサプリは併用できる?

血圧の薬を服用していても、すべてのサプリメントが併用できないわけではありません。

ここでは、血圧の薬とサプリを併用するときの基本的な考え方について説明します。

すべてのサプリが併用禁止というわけではない

血圧の薬を服用していても、すべてのサプリメントを避ける必要はありません。

併用できるかどうかは、サプリに含まれる成分と降圧薬の組み合わせによって異なります。

気になるサプリがある場合は、商品名だけで判断せず、成分表示を確認しておきましょう。

成分によって薬の作用や副作用に影響することがある

サプリの成分によっては、降圧薬の作用を強めたり弱めたりすることがあります。

血圧が下がりすぎたり、薬の効果が十分に得られなかったりする場合もあるため注意が必要です。

安心して取り入れるためにも、服用中の薬とサプリの成分を確認し、必要に応じて医師や薬剤師に相談しましょう。

血圧の薬との飲み合わせで注意したいサプリや食品の成分

血圧の薬を服用している場合、サプリや食品に含まれる成分によっては、薬の作用や副作用に影響することがあります。

ここでは、血圧の薬との飲み合わせで確認しておきたい主な成分について説明します。

カリウムを含むサプリ

カリウムを含むサプリは、服用している血圧の薬によっては血液中のカリウム濃度を上げることがあります。

薬の影響でカリウムが体内に残りやすい場合は、高カリウム血症につながる可能性があるため注意が必要です。

サプリを取り入れる前に含有量を確認し、併用してよいか医師や薬剤師に相談しましょう。

血圧を下げる作用がある成分

血圧を下げる作用がある成分を含むサプリは、降圧薬と併用することで血圧が下がりすぎる場合があります。

めまいやふらつきなどにつながることもあるため、降圧作用をうたうサプリを取り入れる際は、服用中の薬との併用について医師や薬剤師に確認しておくと安心です。

セントジョーンズワートなど薬の作用に影響する成分

セントジョーンズワートは薬の代謝に影響し、一部の薬の作用を弱めることがあります。

サプリに含まれていることもあるため、成分表示を確認することが大切です。

服用中の薬がある場合は、自己判断で併用せず、医師や薬剤師に確認しましょう。

グレープフルーツ

グレープフルーツは一部の血圧の薬の分解に影響し、薬の作用を強めることがあります。

ただし、すべての降圧薬に影響するわけではありません。

服用中の薬でグレープフルーツを避ける必要があるか、医師や薬剤師に確認しておくと安心です。

血圧の薬を飲んでいる人がサプリを使う前に確認すること

血圧の薬を服用している人がサプリを使う場合は、飲み始める前にサプリと薬の両方を確認することが大切です。

ここでは、サプリを使う前に確認しておきたいポイントについて説明します。

サプリの商品名だけでなく成分と摂取量を確認する

サプリを使う前は商品名だけで判断せず、パッケージなどで含まれている成分を確認しましょう。

1粒あたりの含有量や1日の摂取目安量も確認しておくと、どの成分をどのくらい摂ることになるのか把握しやすくなります。

服用している血圧の薬の名前を確認する

サプリとの飲み合わせは薬の種類によって異なるため、服用している血圧の薬の名前も確認しておきましょう。

お薬手帳や薬の袋を見ながら、複数の薬を服用している場合はすべて確認しておくことが大切です。

お薬手帳などを使って医師や薬剤師に併用を確認する

サプリを飲み始める前に、お薬手帳とサプリの成分表示を医師や薬剤師に見せ、併用しても問題がないか確認しましょう。

薬とサプリの情報を一緒に伝えることで、成分や摂取量を踏まえて飲み合わせを確認してもらいやすくなります。

血圧の薬とサプリを併用するときの注意点

血圧の薬とサプリを併用するときは、飲む時間をずらすだけで影響を避けられるとは限りません。

ここでは、血圧の薬とサプリを併用するときに注意したいポイントについて説明します。

飲む時間をずらせば安全とは限らない

血圧の薬とサプリは、飲む時間を数時間ずらしても影響を避けられるとは限りません。

成分によっては体内に吸収されたあとも薬の作用や代謝に影響するため、朝と夜に分ければ大丈夫と自己判断せず、併用できるか医師や薬剤師に確認しましょう。

自己判断で血圧の薬を中止したり減らしたりしない

サプリを使用するために、処方されている血圧の薬を自己判断で中止したり、量を減らしたりするのは避けましょう。

薬の量を変更すると血圧を十分にコントロールできなくなることがあるため、変更が必要な場合は医師に相談することが大切です。

めまいやふらつきなどの異変があれば医師や薬剤師に相談する

血圧の薬とサプリを併用してから、めまいやふらつきなど普段と違う症状が現れた場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。

その際は、服用している薬やサプリの成分・摂取量、症状が現れた時期などを伝えると、原因を確認してもらいやすくなります。

まとめ

血圧の薬を服用していても、すべてのサプリを避ける必要はありませんが、成分によっては薬の作用や副作用に影響することがあります。

特に、カリウムを含むサプリや血圧を下げる作用がある成分、セントジョーンズワート、グレープフルーツなどは、服用している薬との組み合わせを確認することが大切です。

サプリを使う前には成分と摂取量、服用中の薬の名前を確認し、お薬手帳や商品表示を医師や薬剤師に見せて相談しましょう。

飲む時間をずらしたり、自己判断で降圧薬を減らしたりせず、併用後にめまいやふらつきなどが現れた場合も医師や薬剤師に相談してください。

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