高血圧予防と血圧管理

▶健康診断で血圧の再検査になったら?受診先や検査の流れを解説

はじめに

「健康診断で血圧の再検査になったけれど、何科を受診すればいい?」
「再検査では、どんなことを調べるの?」と気になっていませんか。

健診結果に「要再検査」「要受診」などと書かれていると、すぐに病院へ行くべきなのか、まず自宅で血圧を測ればよいのか迷いますよね。

この記事では、血圧の再検査を受けるときの受診先や持ち物、受診後の検査の流れについて解説します。

健康診断で血圧の再検査になっても高血圧が確定したわけではない?

健康診断で血圧の再検査を勧められても、その結果だけで高血圧と確定するわけではありません。

ここでは、再検査になったときに最初に確認したいことと、健診時だけ血圧が高くなるケースについて説明します。

まずは健康診断の結果票で判定内容を確認する

健康診断で再検査を勧められたら、まず結果票に記載された血圧の数値や「要再検査」「要受診」などの判定を確認しましょう。

受診時期が指定されている場合は、その指示に沿って医療機関を受診してください。

健診時だけ血圧が高くなる場合もある

健康診断では、緊張によって一時的に血圧が高くなることがあります。

病院や健診では高くても家庭血圧が基準を下回る状態は「白衣高血圧」と呼ばれるため、健診時の数値だけでなく、自宅で測った血圧も確認することが大切です。

血圧の再検査は何科を受診すればよい?

健康診断で血圧の再検査を勧められた場合、どの診療科を受診すればよいのか迷うことがあります。

ここでは、血圧の再検査で受診する診療科の選び方について説明します。

まずは内科や循環器内科を受診する

健康診断で血圧の再検査を勧められた場合は、内科や循環器内科を受診しましょう。

どちらを受診するか迷う場合は、まず内科で相談すると安心です。

かかりつけ医がいる場合は最初に相談する

かかりつけ医がいる場合は、健康診断の結果票を持参して相談しましょう。

普段の血圧や服用している薬なども踏まえて確認してもらい、必要に応じて循環器内科など適切な診療科につないでもらえます。

血圧の再検査はいつまでに受ければよい?

血圧の再検査を受ける時期は、健康診断の結果票に記載された判定や受診時期を確認することが基本です。

ここでは、再検査を受ける時期の確認方法と、早めに医療機関へ相談したいケースについて説明します。

結果票に記載された受診時期を確認する

血圧の再検査を勧められたら、まず健康診断の結果票に記載された受診時期を確認しましょう。

「1か月以内」など期限が示されている場合はその期間内に受診し、記載がなければ健診を受けた医療機関などに確認してください。

血圧が著しく高い場合や症状がある場合は早めに受診する

血圧が著しく高い場合や、頭痛・胸の痛み・息苦しさなどがある場合は、指定された時期を待たずに医療機関へ相談しましょう。

特に180/120mmHg以上で胸の痛みや息苦しさなどを伴う場合は、早急な対応が必要です。

血圧の再検査を受ける前に準備しておくこと

血圧の再検査を受ける前は、普段の血圧が分かるように自宅で朝と夜に測定し、数値を記録しておくと受診時の参考になります。

ここでは、再検査までに記録しておきたい家庭血圧と、受診時に持参したいものについて説明します。

自宅で朝と夜の血圧を測って記録する

再検査までの間は、自宅で朝と夜に血圧を測り、数値を記録しておきましょう。

朝は起床後1時間以内の朝食・服薬前、夜は就寝前を目安に、できるだけ同じ条件で測ると普段の血圧を確認しやすくなります。

健康診断の結果票やお薬手帳を準備する

再検査を受ける際は、血圧の数値や判定が記載された健康診断の結果票を持参しましょう。

薬を服用している場合はお薬手帳も用意しておくと、健診結果と服薬状況を医師に確認してもらいやすくなります。

血圧の再検査では何をする?受診から検査までの流れ

血圧の再検査では、健診結果や家庭血圧、普段の生活状況などを問診で確認し、診察室で改めて血圧を測定します。

ここでは、受診してから検査結果を確認するまでの流れについて説明します。

問診で健診結果や家庭血圧、生活状況を確認する

受診すると、健康診断の結果票や家庭血圧の記録をもとに、血圧の状態を確認します。

あわせて食事や運動、飲酒、喫煙などについても確認し、血圧が高くなっている背景を整理します。

診察室で改めて血圧を測定する

問診の後は、診察室で改めて血圧を測定します。

椅子に座って数分間安静にしてから測り、健診時や家庭での血圧とあわせて現在の状態を確認します。

必要に応じて血液検査・尿検査・心電図などを行う

血圧の状態に応じて、血液検査や尿検査、心電図などを行うことがあります。

腎機能や血糖、脂質、尿たんぱく、心臓の状態などを調べ、血圧に関係する病気や体への影響を確認します。

検査結果をもとに今後の対応を決める

血圧や各検査の結果をもとに、今後の対応を決めます。

定期的に血圧を測りながら経過を見る場合もあれば、治療が必要な場合は医師と相談しながら治療方針を決めていきます。

血圧の再検査後は結果に応じて経過観察や治療を行う

血圧の再検査を受けたあとの対応は、診察や検査の結果によって異なります。

ここでは、再検査後の経過観察と治療の進め方について説明します。

経過観察になった場合は家庭血圧の測定を続ける

経過観察になった場合は、自宅で朝と夜に血圧を測り、数値を記録しておきましょう。

できるだけ同じ条件で測定を続け、次回の受診時に記録を見せると、血圧の変化を確認しやすくなります。

高血圧と判断された場合は医師と治療方針を決める

高血圧と判断された場合は、血圧や検査結果、体の状態をもとに医師と治療方針を決めます。

生活習慣を見直しながら経過を見る場合もあれば、必要に応じて降圧薬による治療を始めることもあります。

まとめ

健康診断で血圧の再検査になっても、1回の測定だけで高血圧と決まるわけではありません。

結果票を確認して内科や循環器内科を受診し、家庭血圧の記録や必要な検査をもとに状態を確認します。

再検査後は、結果に応じて経過観察や治療を行います。血圧が著しく高い場合や症状がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

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