はじめに
「アスタキサンチンを摂ると免疫力を高められるの?」
「研究では、免疫機能への働きがどこまで確認されているの?」と気になっていませんか。
季節の変わり目に体調を崩しやすかったり、健康維持のためにサプリを探していたりすると、抗酸化成分として知られるアスタキサンチンと免疫の関係も気になりますよね。
この記事では、アスタキサンチンと免疫機能の関係や研究で報告されている内容、食品やサプリから摂取するときのポイントを整理します。
アスタキサンチンは免疫力に関係する?
アスタキサンチンと免疫力の関係を考えるときは、「摂取すれば免疫力が上がる」と単純に判断せず、研究でどのような働きが報告されているかを確認することが大切です。
ここでは、アスタキサンチンと免疫力の関係を理解するポイントと、抗酸化作用が免疫にどのように関係するのかを説明します。
アスタキサンチンと免疫力の関係を知るポイント
アスタキサンチンと免疫力の関係を考えるときは、抗酸化作用と免疫機能への働きを分けて理解することが大切です。
免疫細胞の働きや炎症反応との関係を調べた研究もありますが、摂取するだけで免疫力が高まるとは限りません。
研究結果を見る際は、人を対象とした研究なのか、どのような変化が確認されたのかにも注目しましょう。
抗酸化作用と免疫との関係
アスタキサンチンには、活性酸素による酸化を抑える抗酸化作用があります。
活性酸素が増えすぎると細胞の働きに影響するため、抗酸化作用と免疫機能の関係についても研究が進められています。
ただし、抗酸化作用があるからといって、免疫力を直接高める効果があるとは言い切れません。
アスタキサンチンと免疫力の研究でわかっていること
アスタキサンチンと免疫力の関係を判断するには、研究の対象や結果を分けて確認する必要があります。
ここでは、人を対象とした研究と細胞・動物研究の結果を整理し、現時点でどこまで言えるのかを説明します。
人を対象とした研究ではどのような結果が報告されている?
人を対象とした研究では、アスタキサンチンの摂取によって、免疫細胞の働きに変化がみられたとの報告があります。
具体的には、ナチュラルキラー細胞の活性やリンパ球の反応などが調べられています。
ただし、研究によって対象者や摂取量、期間が異なるため、誰にでも同じ効果が期待できるとは限りません。
細胞・動物を対象とした研究では何がわかっている?
細胞や動物を対象とした研究では、アスタキサンチンが免疫細胞の働きや炎症反応に関わる可能性が報告されています。
こうした研究では、アスタキサンチンを与えた場合の免疫反応の変化などが調べられています。
ただし、細胞や動物で確認された働きが、人の体でも同じように現れるとは限らないため、結果は慎重に受け止めることが大切です。
「免疫力を高める」と言い切れるのか
現時点では、アスタキサンチンを摂取することで、免疫力が高まるとは言い切れません。
人を対象とした研究では免疫機能に関する一部の変化が報告されていますが、感染症の予防などに役立つかどうかは十分に明らかになっていません。
そのため、研究で確認された働きと、実際に期待できる効果を分けて考えることが大切です。
アスタキサンチンを配合したおすすめサプリメント3選
アスタキサンチンを配合したサプリメントには、含有量や配合成分、価格などが異なる商品があります。
ここでは、アスタキサンチンを摂取したい人に向けて、商品を比較する際の選定基準と代表的なサプリメント3選を紹介します。
「DHC アスタキサンチン」は含有量を重視する人向け
「DHC アスタキサンチン」は、1日1粒でアスタキサンチン9mgを摂取できるサプリメントです。
ヘマトコッカス藻由来のアスタキサンチンに加えて、ビタミンEも2.7mg配合されています。
1粒で摂取できるアスタキサンチンの量を重視したい人に向いています。
「ファンケル アスタキサンチン 乳化吸収型」は吸収性を重視する人向け
「ファンケル アスタキサンチン 乳化吸収型」は、1日1粒にアスタキサンチン6mgを配合したサプリメントです。
アスタキサンチンの吸収に着目した独自の乳化技術を採用している点が特徴です。
摂取量だけでなく、成分の吸収を考えた設計にも注目して選びたい人に向いています。
「アスタリフト サプリメント ホワイトシールド」は美容も意識したい人向け
「アスタリフト サプリメント ホワイトシールド」は、1日2粒でアスタキサンチン6mgを摂取できる機能性表示食品です。
ビタミンCやビタミンE、リコピン、コラーゲンなども配合されており、紫外線刺激から肌を守るのを助ける機能などが報告されています。
アスタキサンチンの摂取とあわせて、肌の健康も意識したい人に向いています。
アスタキサンチンを摂取するときの考え方
アスタキサンチンを取り入れる方法には、食品から摂取する方法とサプリメントを利用する方法があります。
薬を服用している場合は自己判断で併用せず、医師や薬剤師に確認したうえで取り入れましょう。
食品から摂取する場合のポイント
アスタキサンチンは、鮭やエビ、カニなどの食品から摂取できます。
食品によって含まれる量は異なりますが、特定の食品を大量に食べる必要はありません。
普段の食事に取り入れながら、ほかの食品とも組み合わせて、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
サプリメントを利用するときの注意点
アスタキサンチンのサプリメントを利用するときは、商品に記載された1日の摂取目安量を守りましょう。
多く摂取すれば免疫機能への効果が高まるとは限らないため、目安量を超えないことが大切です。
また、複数のサプリメントを利用する場合は、成分の重複がないか確認し、原材料や注意事項にも目を通しておきましょう。
薬を服用している場合に確認したいこと
薬を服用している場合は、アスタキサンチンのサプリメントを取り入れる前に、医師や薬剤師へ相談しましょう。
薬とサプリメントの組み合わせによっては、薬の作用に影響する可能性があるためです。
相談する際は、服用中の薬とサプリメントの商品名や配合成分を伝え、併用しても問題がないか確認すると安心です。
まとめ
アスタキサンチンは抗酸化作用を持つ成分で、免疫細胞の働きや免疫反応に関連する指標との関係が研究されています。
ただし、人を対象とした研究は対象者や摂取量、期間などの条件が異なり、現時点で「摂取すれば免疫力が高まる」と一律に言い切ることはできません。
取り入れる場合は、鮭やエビなどの食品を普段の食事に組み込むほか、サプリメントでは1日の摂取目安量や原材料を確認して利用しましょう。
薬を服用している場合は自己判断で併用せず、医師や薬剤師に確認してから摂取することが大切です。