高血圧予防と血圧管理

健康診断で血圧150は高い?1回だけでも受診すべきか判断の目安を解説

はじめに

「健康診断で血圧が150だったけれど、高い数値なのだろうか」
「1回だけ150だった場合でも、病院を受診したほうがいいのだろうか」と不安に感じていませんか。

健康診断の結果票を見て初めて血圧の高さを指摘されると、その日は緊張していただけなのか、それとも高血圧が始まっているのか判断できず、再検査や受診を急ぐべきか迷ってしまうことがありますよね。

この記事では、健康診断で血圧150だった場合の考え方をはじめ、1回だけ高かったときの見方や受診の目安、家庭で確認したいポイントまで順を追って説明していきます。

健康診断で血圧150は高い?

健康診断で血圧が150mmHgだった場合、多くの健診基準では高い数値として扱われます。

ここでは、健康診断で血圧150と判定された場合の位置づけと、結果をどのように受け止めればよいのかについて順を追って説明します。

血圧150は健康診断では高い数値にあたる

健康診断で収縮期血圧(上の血圧)が150mmHgだった場合は、高い数値にあたります。

診察室血圧では140/90mmHg以上が高血圧とされているため、150mmHgはその基準を上回る数値です。

健康診断で150mmHgと出た場合は、そのままにせず、その後の血圧も確認しておくとよいでしょう。

1回150だっただけで普段から高血圧とは限らない

ただし、健康診断で1回150mmHgだったからといって、普段から高血圧とは限りません。

緊張や測定時の状況によって、一時的に血圧が高くなることもあるためです。

1回の数値だけで判断せず、家庭血圧などを継続して測り、普段の血圧を確認していきましょう。

健康診断で血圧150になるのはなぜ?

健康診断で血圧が150になったとしても、必ずしも普段からその数値というわけではありません。

ここでは、健康診断で血圧150になる主な理由と、数値の違いが生じる原因について説明します。

緊張などで一時的に血圧が上がることがある

健康診断では、会場の雰囲気や測定への緊張などから、一時的に血圧が高くなることがあります。

普段は正常でも、医療機関などで測ると高くなる「白衣高血圧」がみられる場合もあります。

そのため、健康診断で150mmHgだったとしても、その1回だけで普段から血圧が高いとは判断できません。

健康診断の血圧と家庭血圧では数値が異なることがある

健康診断と家庭では測定する環境が異なるため、血圧の数値に差が出ることがあります。

家庭では落ち着いた状態で継続して測れるため、健康診断では150mmHgでも、家庭ではそれより低いこともあります。

健診の結果だけで判断せず、家庭でも血圧を測って普段の傾向を確認してみましょう。

健康診断で血圧150だったら家庭血圧を確認する

健康診断で血圧150だった場合は、その後の対応を判断するために家庭血圧を測定することが大切です。

ここでは、家庭血圧の正しい測り方と、確認しておきたいポイントについて説明します。

朝と夜に血圧を測って記録する

健康診断で血圧が150mmHgだった場合は、家庭でも朝と夜に測って記録してみましょう。

朝は起床後1時間以内の朝食や服薬前、夜は就寝前が目安です。

できるだけ同じ時間帯や条件で続けると、普段の血圧の傾向が分かりやすくなります。

正しい姿勢とタイミングで測定する

家庭血圧は、できるだけ毎回同じ条件で測ることが大切です。

測定前は椅子に座って1~2分ほど安静にし、足を組まず、カフを心臓の高さに合わせて測ります。

運動や飲酒、喫煙の直後など、血圧が変動しやすいタイミングは避けましょう。

家庭でも高い状態が続くかを確認する

家庭でも血圧を測り、高い状態が続いていないか確認しましょう。

数日から1~2週間ほど記録を続けることで、一時的に高かったのか、普段から高い傾向があるのかを把握しやすくなります。

高い数値が続く場合は、記録した血圧を持って医療機関に相談するとよいでしょう。

家庭血圧でどのくらいの数値が続いたら受診が必要なのか気になる方は、こちらも参考にしてください。
家庭血圧はいくつから高血圧?基準値と受診の目安を解説

健康診断で血圧150なら病院に行くべき?

健康診断で血圧150と判定された場合、「すぐ病院を受診したほうがよいのだろうか」と迷う方も多いでしょう。

受診の必要性は、家庭血圧の結果や血圧が高い状態が続いているかどうか、症状の有無などをあわせて判断することが重要です。

ここでは、医療機関を受診する目安と、早めに相談したほうがよいケースについて説明します。

家庭血圧も高い状態が続く場合は医療機関に相談する

健康診断だけでなく、家庭でも高い血圧が続く場合は、医療機関に相談しましょう。

受診するときは家庭血圧の記録を持参すると、普段の血圧の傾向を医師に伝えやすくなります。

記録をもとに、高血圧の可能性や今後の対応を確認してもらうと安心です。

「再検査はどこで受ければいい?」「受診すると何をする?」と迷っている方は、こちらで詳しく確認できます。
▶健康診断で血圧の再検査になったら?受診先や検査の流れを解説

健診だけ高く家庭では正常な場合も相談して判断する

健康診断では150mmHgでも、家庭ではそれより低く安定していることがあります。

この場合は白衣高血圧の可能性もあるため、健診結果と家庭血圧の記録を持って医療機関に相談するとよいでしょう。

健診の数値だけで判断せず、普段の血圧も含めて確認してもらうことが大切です。

強い症状がある場合は健診結果だけで様子を見ない

激しい頭痛や胸の痛み、息苦しさ、手足のまひ、ろれつが回らないなどの症状がある場合は、血圧の数値だけを見て様子を見ないことが大切です。

こうした症状は緊急性の高い病気でみられることもあります。症状が強い場合や突然現れた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

まとめ

健康診断で血圧が150mmHgだった場合は高めの数値ですが、1回の結果だけで高血圧と決まるわけではありません。

緊張などで一時的に上がることもあるため、まずは家庭でも血圧を測り、普段の状態を確認してみましょう。

家庭でも高い血圧が続く場合や、健診と家庭で数値に大きな差がある場合は、記録を持って医療機関に相談すると安心です。

また、激しい頭痛や胸の痛み、息苦しさなどの強い症状がある場合は、様子を見ず早めの受診を心がけてください。

150という数値だけで必要以上に不安にならず、その後の血圧を確認しながら、自分の状態に合った対応につなげていくことが大切です。

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