高血圧予防と血圧管理

チーズは塩分が多いと高血圧に悪い?食べる量の目安や選び方・注意点を解説

はじめに

「チーズは塩分が多いから、高血圧だと食べないほうがいいの?」
「血圧が気になる場合、1日にどのくらいなら食べても大丈夫なのかな」と気になっていませんか。

健康診断で血圧が高めといわれたあと、朝食のトーストにのせるチーズや間食で食べるチーズを控えるべきか迷うこともありますよね。

この記事では、チーズに含まれる塩分と血圧の関係をはじめ、食べる量の目安や塩分を抑えやすい選び方、食べるときの注意点まで順を追って説明していきます。

チーズは塩分が多いと高血圧に悪いの?

チーズには塩分が含まれていますが、チーズを食べただけで高血圧になるわけではありません。血圧への影響を考えるときは、チーズだけでなく、1日を通して摂る塩分量や普段の食事内容も確認する必要があります。

ここでは、チーズと高血圧の関係を整理したうえで、塩分量と食べる量をどのように判断すればよいのかを解説します。

チーズだけで高血圧になるわけではない

チーズを食べたからといって、それだけで高血圧になるわけではありません。

血圧には1日を通した塩分摂取量のほか、体重や運動習慣、飲酒などさまざまな要因が関係しています。

そのため、チーズだけを避けるのではなく、普段の食事全体で塩分を摂りすぎていないか確認することが大切です。

塩分量と食べる量をあわせて判断することが大切

チーズの塩分が気になるときは、商品の食塩相当量だけでなく、実際にどのくらい食べるかもあわせて確認しましょう。

同じチーズでも種類や商品によって塩分量は異なるため、栄養成分表示が「100g当たり」なのか「1個当たり」なのかを見ることもポイントです。

食べる量を考えながら、1日の食事全体で無理なく塩分を調整していきましょう。

高血圧の人がチーズを食べるときに知っておきたいポイント

高血圧の人がチーズを食べるときは、チーズに含まれる塩分量を確認しながら食べる量を調整することが大切です。

ここでは、チーズの種類による塩分量の違いと、それを踏まえた食べる量の目安について解説します。

チーズの種類によって塩分量は異なる

チーズに含まれる塩分量は、種類によって異なります。

たとえば100g当たりの食塩相当量は、カッテージチーズで約1.0g、クリームチーズで約0.7g、プロセスチーズで約2.8gが目安です。

同じ量を食べても摂取する塩分量に差が出るため、商品の栄養成分表示で食塩相当量を確認して選びましょう。

塩分量を踏まえた食べる量の目安

チーズを食べる量は、1回に食べる重量と食塩相当量をあわせて判断します。

たとえば食塩相当量が100g当たり2.8gのチーズを20g食べると、塩分摂取量は約0.6gです。

高血圧の人は1日の食塩摂取量6g未満が目標とされているため、チーズだけでなく、その日の食事全体に含まれる塩分も含めて量を調整しましょう。

チーズ以外の食事も含めて「1日の塩分をどう考えればよいの?」と気になる方は、塩分と血圧の関係も確認しておくと調整しやすくなります。
▶塩分を摂りすぎると翌日の血圧は上がる?血圧への影響と対処法を解説

高血圧の人がチーズを食べるときの工夫

高血圧の人がチーズを食べるときは、チーズ単体の塩分量だけでなく、一緒に食べる食品も確認することが大切です。

ここでは、チーズを取り入れながら塩分の摂りすぎを防ぐ組み合わせ方を解説します。

野菜など塩分を抑えやすい食品と組み合わせる

チーズを食べるときは、味付けをしていない野菜など、塩分の少ない食品と組み合わせると調整しやすくなります。

チーズそのものに塩味があるため、野菜にかける塩やドレッシングを控えめにするのもよいでしょう。

チーズの食塩相当量を確認しながら、ほかの食品で塩分を増やしすぎないよう工夫してみてください。

塩分の多い食品と重ねて食べすぎない

チーズにハムやベーコンなどの加工食品を組み合わせると、知らないうちに1食の塩分量が多くなることがあります。

チーズを食べる日はほかの加工食品を控えるなど、塩分の多い食品が重ならないよう意識すると調整しやすくなります。

高血圧で塩分を控えている方は、チーズだけでなく一緒に食べる食品の食塩相当量にも目を向け、1日の食事全体で考えていきましょう。

高血圧の人がチーズを控えたほうがよいケース

高血圧の人でもチーズを一律に避ける必要はありませんが、塩分の摂取状況によっては量を控えたほうがよい場合があります。

ここでは、チーズを控えるか判断するときに確認したい2つのケースを解説します。

医師から塩分制限を受けている場合

医師から1日の食塩摂取量について具体的な指示を受けている場合は、その範囲に収まるようチーズの量を調整しましょう。

商品の栄養成分表示で食塩相当量を確認し、実際に食べる量をもとに考えると、ほかの食事とのバランスも取りやすくなります。

チーズを加えることで指示された量を超えそうな場合は、食べる量を減らすなど無理のない範囲で調整してみてください。

加工食品から塩分を多く摂っている場合

ハムやソーセージ、惣菜などをよく食べる方は、チーズを加えることで1日の塩分摂取量が多くなりやすいため注意が必要です。

チーズを食べる日はほかの加工食品を少なめにするなど、食事全体でバランスを取ると塩分を調整しやすくなります。

栄養成分表示の食塩相当量も参考にしながら、塩分が多くなりそうな日はチーズの量や食べる回数を見直してみましょう。

まとめ

チーズは塩分を含みますが、高血圧だからといって必ず避けなければならない食品ではありません。

種類や食べる量によって摂取する塩分は変わるため、栄養成分表示を確認しながら、ほかの食事とのバランスを考えて取り入れることが大切です。

チーズだけを気にしすぎるのではなく、ハムや惣菜なども含めて1日全体の塩分を意識すると、無理なく調整しやすくなります。

医師から塩分制限を受けている方はその指示を優先し、自分に合った量で楽しんでいきましょう。

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