高血圧予防と血圧管理

▶DHA・EPAは血圧に効果がある?期待できる働きや摂取方法を解説

はじめに

「DHA・EPAを摂ると血圧は下がるの?」
「魚を食べるだけでよいのか、サプリメントを使ったほうがよいの?」と気になっていませんか。

健康診断で血圧が高めと指摘され、食事を見直そうと思って魚を食べる回数を増やしたり、DHA・EPAのサプリメントを購入しようとしたりすると、どのくらい摂ればよいのか迷いますよね。

この記事では、DHA・EPAに期待される血圧への働きや、魚などの食品から摂る方法、サプリメントを利用するときの注意点について順を追って説明していきます。

DHA・EPAは血圧に効果がある?

DHA・EPAを摂取すると、血圧にどのような変化が期待できるのか気になっている人もいるでしょう。

ここでは、DHA・EPAと血圧の関係について研究で報告されている作用を確認したうえで、高血圧の治療との違いを順に説明します。

DHA・EPAには血圧への作用が報告されている

DHA・EPAの摂取によって、血圧が低下する作用が研究で報告されています。

特にEPA・DHAを合わせて1日2〜3g程度摂取した場合に、収縮期血圧や拡張期血圧が低下する傾向が示されています。

ただし、血圧への影響には個人差があるため、誰でも同じように血圧が下がるとは限りません。

高血圧の治療に置き換えられるものではない

DHA・EPAに血圧への作用が報告されていても、高血圧の治療薬の代わりになるものではありません。

治療中の人は、DHA・EPAを摂取するために降圧薬を自己判断で中止したり、服用量を変えたりしないようにしましょう。

サプリメントを取り入れたい場合は、治療を続けながら医師や薬剤師に相談することが大切です。

DHA・EPAに期待できる血圧への働き

DHA・EPAを摂取すると、血圧にどのような働きが期待できるのか気になるところです。

ここでは、DHA・EPAが血圧に与える働きと、摂取量を増やす際に注意したい点を順に説明します。

DHA・EPAが血圧に与える働き

DHA・EPAには、収縮期血圧や拡張期血圧を低下させる働きが報告されています。

特にEPA・DHAを合わせて1日2〜3g程度摂取した場合に、血圧が低下する傾向が研究で示されています。

ただし、血圧への作用には個人差があり、摂取すれば必ず血圧が下がるわけではありません。

摂取量を増やせば血圧が下がるとは限らない

DHA・EPAは、摂取量を増やすほど血圧が下がるとは限りません。

一定量の摂取による血圧低下は報告されていますが、量を増やした分だけ作用が強くなるとは確認されていないためです。

血圧が気になる場合でも、自己判断でDHA・EPAの摂取量を増やすことは避けましょう。

DHA・EPAを摂取する方法

DHA・EPAを取り入れたいと思っても、「どの食品を食べればよいの?」「1日にどのくらい摂ればよい?」「食事だけで不足する場合はサプリメントを使ってもよい?」と迷うことがあります。

ここでは、食品から摂取する方法や摂取量の目安、サプリメントを利用するときの考え方を順に説明します。

青魚などの食品から摂取する

DHA・EPAは、サバやイワシ、サンマなどの青魚に多く含まれています。

普段の食事に魚を取り入れることで、DHA・EPAを食品から無理なく摂取できます。

継続して摂りたい場合は、食べやすい魚を毎日の食事に取り入れてみましょう。

DHA・EPAはどのくらい摂取すればよい?

日本人の食事摂取基準ではn-3系脂肪酸の目安量が設定されていますが、DHA・EPAだけの一律の目標量は定められていません。

そのため、血圧への作用を期待して自己判断で摂取量を増やすのではなく、食品やサプリメントから摂っている量を確認することが大切です。

食事で不足する場合はサプリメントも選択肢になる

魚を食べる機会が少ない場合は、DHA・EPAを含むサプリメントで補う方法もあります。

利用するときは、1日あたりのDHA・EPA含有量と摂取目安量を確認し、必要以上に摂らないようにしましょう。

サプリメントは食事を補うものとして取り入れることが大切です。

血圧が気になる人がDHA・EPAを摂取するときの注意点

血圧が気になってDHA・EPAを取り入れる場合は、摂取量や薬との併用について確認しておく必要があります。

ここでは、サプリメントの過剰摂取を避ける方法や薬を服用している場合の確認事項、DHA・EPAとあわせて取り組みたい生活習慣について順に説明します。

サプリメントの過剰摂取を避ける

DHA・EPAのサプリメントを利用するときは、商品に表示された1日の摂取目安量を守りましょう。

複数の商品を併用する場合は、それぞれに含まれるDHA・EPAの量を確認し、重複して摂りすぎないことが大切です。

血圧への作用を期待して、自己判断で摂取量を増やすことは避けましょう。

薬を服用している場合は医師や薬剤師に確認する

薬を服用している場合は、DHA・EPAのサプリメントを始める前に医師や薬剤師へ相談しましょう。

特に血液を固まりにくくする薬を使用している場合は、商品名やDHA・EPAの摂取量を伝え、併用しても問題がないか確認することが大切です。

DHA・EPAだけに頼らず減塩などの生活習慣も見直す

DHA・EPAを摂取していても、それだけで血圧を管理できるわけではありません。

高血圧では食塩摂取量を1日6g未満に抑えることを意識し、食事や運動などの生活習慣もあわせて見直しましょう。

DHA・EPAは、こうした血圧管理の一つとして取り入れることが大切です。

まとめ

DHA・EPAには、収縮期血圧や拡張期血圧を低下させる作用が研究で報告されており、特にEPA・DHAを合わせて1日2〜3g程度摂取した場合に血圧が低下する傾向が示されています。

ただし、DHA・EPAを摂取すれば必ず血圧が下がるわけではなく、高血圧の治療薬の代わりにもなりません。

DHA・EPAはサバ、イワシ、サンマなどの魚から摂取でき、食事で不足する場合はサプリメントも選択肢になりますが、商品に表示された1日摂取目安量を確認し、必要以上に摂取しないことが大切です。

また、薬を服用している場合は医師や薬剤師にサプリメントの使用について確認し、DHA・EPAだけに頼らず、食塩を1日6g未満にするなど食事や生活習慣も見直しましょう。

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