はじめに
「自分は塩分を摂りすぎていないかな?」
「塩分チェックシートに記入してみたけれど、この結果をどう見ればいいの?」と気になっていませんか。
康診断で血圧の高さを指摘されたり、減塩を意識して食事を見直したりすると、普段の食事にどのくらい塩分が含まれているのか確認したくなりますよね。
この記事では、塩分チェックシートの目的や具体的な使い方、結果の見方、結果を食事の見直しにどうつなげるかについて、順を追って説明していきます。
塩分チェックシートとは?
「塩分チェックシートでは何が分かるの?」「チェックするだけで、実際にどれくらい塩分を摂っているか分かるの?」と疑問に感じることがあります。
ここでは、塩分チェックシートで確認できることと、実際の摂取量を測定する検査との違いを順を追って説明します。
普段の食習慣から塩分摂取の傾向を確認するためのもの
塩分チェックシートは、普段の食事で塩分を多く摂りやすい習慣がないかを確認するために使います。
みそ汁やスープをよく飲む、麺類の汁を残さない、漬物や加工食品を頻繁に食べるなどの回答から、塩分を摂りやすい食品や食べ方を振り返ることができます。
実際の食塩摂取量を測定する検査とは異なる
塩分チェックシートは、実際に摂取した食塩量をグラム単位で測定するものではありません。
そのため、回答結果だけから1日の食塩摂取量を正確に判断することはできません。
より詳しく確認する場合は、食事記録や尿中のナトリウム量を調べる検査などを用います。
塩分チェックシートの使い方
「塩分チェックシートはどうやって記入するの?」「回答した後は、どこを見れば塩分の摂り方を確認できるの?」と迷うことがあります。
まずは塩分チェックシートを確認し、普段の食生活を振り返りながら各項目に回答してみましょう。
ここでは、各項目への回答方法と、回答結果から塩分摂取の傾向を確認する方法を順を追って説明します。
普段の食事を振り返りながら各項目に回答する
塩分チェックシートは、普段の食事を振り返りながら、各項目に当てはまる頻度や食べ方を回答します。
汁物を飲む頻度や麺類の汁を残すかどうかなど、設問ごとに自分の食生活に近い回答を選びましょう。
特別な日の食事ではなく、日頃の食べ方を基準にすることがポイントです。
回答結果をもとに塩分摂取の傾向を確認する
回答後は、シートの採点方法に沿って合計点を確認し、塩分を多く摂りやすい食習慣がないかを振り返ります。
合計点だけでなく各設問の回答も見直すことで、どのような食品や食べ方から塩分を摂りやすいのかを具体的に確認できます。
塩分チェックシートの結果の見方
「塩分チェックシートの点数はどう見ればいいの?」「結果が高かった場合、何を見直せばいいの?」と気になることがあります。
ここでは、判定結果の確認方法や見直したい食習慣、結果を判断するときの注意点を順を追って説明します。
判定結果から塩分摂取の傾向を確認する
塩分チェックシートに回答したら、シートに記載された判定区分や合計点を確認します。
合計点が高いほど塩分を摂りやすい食習慣が多いと考えられるため、まずは自分がどの判定に当てはまるかを確認しましょう。
結果が高い場合は該当した食習慣を確認する
判定結果が高かった場合は、各項目の回答を見直し、塩分を摂りやすい食習慣がないか振り返ります。
汁物を飲む頻度や麺類の汁を残すかどうかなどを確認すると、普段の食事で見直したいポイントを把握しやすくなります。
結果はあくまで目安として受け止める
塩分チェックシートの判定結果は、普段の食習慣から塩分を摂りやすい傾向を確認するための目安です。
合計点だけで実際に1日何gの食塩を摂っているかを判断できるものではないため、食生活を振り返るための参考として活用しましょう。
塩分チェックシートの結果から見直したい食習慣
塩分チェックシートで塩分を多く摂りやすい傾向が分かったら、普段の食事のどこを変えればよいのか確認することが大切です。
ここでは、毎日の食事で取り組みやすい具体的な減塩方法を順を追って説明します。
汁物や麺類の汁を残す
汁物は1杯の量を減らしたり、汁を飲み干さずに残したりすることで、食塩の摂取量を抑えられます。
麺類を食べるときも、汁をすべて飲まずに残すことを意識しましょう。
普段から汁を飲み干している場合は、少し残すことから始めると取り組みやすくなります。
しょうゆやソースなどの調味料を使いすぎない
しょうゆやソースなどは、料理にかける量を減らすことで食塩の摂取量を抑えられます。
料理全体にかけるのではなく、必要な量だけ小皿に出してつけて食べると、使う量を調整しやすくなります。
漬物や加工食品など塩分の多い食品の頻度を見直す
漬物や加工食品をよく食べる場合は、毎食ではなく回数を減らすなど、普段の食べ方を見直してみましょう。
購入するときは栄養成分表示の「食塩相当量」を確認し、できるだけ食塩相当量の少ない商品を選ぶこともポイントです。
塩分チェックシートを利用するときの注意点
塩分チェックシートの結果が高かったとき、「実際に食塩を摂りすぎていると判断していいの?」「減塩は自分の判断だけで進めて大丈夫?」と迷うことがあります。
ここでは、結果を判断するときの注意点と、減塩について医師や管理栄養士に相談する場合の考え方を順を追って説明します。
チェック結果だけで実際の食塩摂取量を断定しない
塩分チェックシートは、普段の食習慣から塩分を多く摂りやすい傾向を確認するためのものです。
そのため、点数や判定結果だけから「1日に食塩を何g摂っている」と実際の摂取量を判断しないようにしましょう。
減塩が必要な場合は医師や管理栄養士に相談する
塩分を多く摂りやすい傾向があり、減塩が必要な場合は医師や管理栄養士に相談しましょう。
特に治療中の病気がある場合は、自分だけで食塩摂取量を大きく減らさず、普段の食事内容を伝えたうえで適切な減らし方を確認することが大切です。
まとめ
塩分チェックシートは、普段の食事内容や食べ方を振り返り、塩分を多く摂りやすい食習慣がないかを確認するためのものです。
回答結果から実際の食塩摂取量をグラム単位で測定することはできないため、合計点だけで「1日に何g摂っている」と判断しないことが大切です。
チェック結果が高かった場合は、汁物や麺類の汁を残す、しょうゆやソースなどの調味料を使いすぎない、漬物や加工食品を食べる頻度を見直すなど、該当した食習慣から具体的に見直していきましょう。
また、減塩が必要な場合や治療中の病気がある場合は、医師や管理栄養士に現在の食事内容を伝え、食塩摂取量の調整について相談してください。