目次
はじめに
「健康診断で血圧が高くて要再検査になったけれど、何科を受診すればいいの?」
「再検査では何を調べるのか分からず、病院へ行く前に不安になってしまう」と感じていませんか。
健康診断の結果に「血圧要再検査」と書かれていても、内科でよいのか、循環器内科を選んだほうがよいのか迷いますよね。
この記事では、健康診断で血圧が要再検査になったときの受診先や、受診から検査、結果の確認までの流れを順を追って説明していきます。
健康診断で血圧が要再検査になったら何科へ行く?
健康診断で血圧の再検査を指示されたものの、「一般内科でいいの?」「心電図にも異常があった場合は何科を受診すればいい?」と迷うことがありますよね。
ここでは、健康診断で血圧が要再検査になったときの受診先を順を追って説明します。
まずは一般内科
健康診断で血圧が要再検査になった場合は、まず一般内科を受診するとよいでしょう。
健診結果を持参し、血圧の再測定や必要な検査について相談します。
家庭血圧を測っている場合は、その記録も持参すると普段の血圧との違いを確認してもらえます。
心電図異常や胸痛などがある場合は循環器内科を検討する
血圧の要再検査に加えて心電図異常を指摘された場合や、胸痛などの症状がある場合は、循環器内科の受診を検討しましょう。
心臓や血管の状態を詳しく確認できるため、健診結果に心電図の所見がある場合は、その結果も持参するとスムーズです。
かかりつけ医がいる場合は先に相談する
かかりつけ医がいる場合は、まず健診結果を持参して相談してもよいでしょう。
血圧の数値や普段の状態を確認したうえで、再測定や追加検査が必要か判断してもらえます。
より詳しい検査が必要な場合は、循環器内科などを案内してもらえることもあります。
血圧の要再検査で病院へ行く前に準備するもの
健康診断で血圧の要再検査を指摘されて病院を受診するとき、「健診結果だけ持っていけばいい?」「家で測った血圧も見せたほうがいい?」と迷うことがありますよね。
ここでは、病院へ行く前に用意しておきたいものを順を追って説明します。
健康診断の結果票を持参する
血圧の再検査を受ける際は、健康診断の結果票を持参しましょう。
血圧の測定値や「要再検査」などの判定内容を医師が確認できるため、受診時の参考になります。
心電図などの検査結果も記載されている場合は、結果票全体を持参してください。
家庭で測った血圧を記録しておく
家庭血圧を測っている場合は、朝と夜の測定値を日付とあわせて記録しておきましょう。
複数日の記録があると、健診時の血圧と普段の血圧を比較しやすくなり、医師が血圧の状態を確認する際の参考になります。
服用中の薬がわかるお薬手帳を用意する
薬を服用している場合は、薬の名前や用量がわかるお薬手帳も持参しましょう。
血圧の薬だけでなく、ほかに服用している薬がある場合もまとめて確認してもらうことで、現在の服薬状況を正確に伝えられます。
血圧の再検査では何をする?受診から検査までの流れ
健康診断で血圧の要再検査を指摘された場合、「病院では何を調べるの?」「血圧を測り直すだけなの?」と不安になることがありますよね。
ここでは、血圧の再検査で行われる確認や検査について、受診からの流れに沿って順を追って説明します。
問診で健診結果や生活習慣などを確認する
問診では、健診時の血圧や家庭血圧の記録を確認し、食事・飲酒・喫煙などの生活習慣についても聞かれます。
こうした情報をもとに、普段の血圧や血圧が高くなる状況を確認していきます。
診察室で血圧を測り直す
診察室では、安静にした状態で血圧を測り直し、必要に応じて複数回測定します。
健診時の数値や家庭血圧と比較しながら、血圧が高い状態が続いているかを確認します。
必要に応じて血液検査や尿検査を行う
血圧が高い状態が続いている場合は、必要に応じて血液検査や尿検査を行うことがあります。
腎機能や尿たんぱくなどを調べ、血圧が高くなる原因や体への影響がないか確認します。
心電図などで心臓や血管の状態を確認することがある
健診で心電図の異常を指摘されている場合などは、必要に応じて心電図などの検査を行うことがあります。
健診結果や血圧の数値とあわせて、心臓や血管の状態を詳しく確認していきます。
血圧の再検査後は経過観察や治療が必要になることがある
血圧の再検査を受けたあと、「一度高かっただけなら、そのまま何もしなくていい?」「高血圧だった場合はすぐに薬を飲むの?」と気になることがありますよね。
ここでは、再測定や家庭血圧をもとに経過を確認する場合と、高血圧が疑われた場合に追加検査や治療を検討する流れについて、順を追って説明します。
再測定や家庭血圧をもとに経過を確認する
再検査で血圧が高くても、1回の測定だけで判断せず、再測定や家庭血圧をもとに経過をみることがあります。
家庭では朝と夜の血圧を複数日記録し、受診時に医師へ伝えましょう。
家庭血圧が135/85mmHg未満で高血圧が確認されない場合は、定期的に測定しながら経過を確認します。
高血圧が疑われる場合は追加検査や治療を検討する
再測定や家庭血圧で高い状態が続く場合は、血液検査や尿検査などを行い、高血圧の程度や体への影響を確認することがあります。
その結果をもとに、生活習慣の見直しや必要に応じて降圧薬による治療を検討します。
血圧が高いときに再検査を待たず受診したほうがよいケース
健康診断で血圧が高かった場合でも、「再検査の予約日まで待って大丈夫?」「胸の痛みや息苦しさがあるときも、通常の受診でいい?」と不安になることがありますよね。
ここでは、胸痛や強い息苦しさがある場合と、突然の激しい頭痛やろれつの異常、手足のまひなどがある場合について、受診を急ぐ目安を順を追って説明します。
胸痛や強い息苦しさがある
血圧が高い状態で胸の痛みや強い息苦しさがある場合は、健診の再検査日を待たず、速やかに医療機関へ相談しましょう。
胸痛が続いている、息苦しさが強いなど症状が明らかな場合は、緊急性が高い可能性もあるため、救急受診を検討してください。
突然の激しい頭痛やろれつの異常・手足のまひなどがある
突然の激しい頭痛や、ろれつが回らない、手足のまひなどがある場合は、再検査を待たずに緊急受診が必要です。
脳や血管の異常が起きている可能性があるため、症状が一度おさまった場合でも自己判断で様子を見ず、速やかに医療機関へ相談しましょう。
まとめ
健康診断で血圧が要再検査になっても、1回の測定だけで高血圧と決まるわけではありません。
まずは一般内科やかかりつけ医に相談し、健診結果や家庭血圧の記録をもとに、普段の血圧を確認してもらいましょう。必要に応じて検査を受け、その後の経過観察や治療について医師と相談していきます。
ただし、胸痛や強い息苦しさ、突然の激しい頭痛、ろれつの異常、手足のまひなどがある場合は、再検査の日を待たずに速やかな受診が必要です。
健診で血圧の高さを指摘されたら、そのままにせず、まずは無理のない範囲で家庭血圧を記録しながら医療機関へ相談してみてください。