高血圧予防と血圧管理

健康診断で血圧を2回測定したらどっちを見る?平均値を使う理由と記録される数値

はじめに

「健康診断で血圧を2回測定したけれど、1回目と2回目のどちらの数値を見ればよいのだろう」
「結果に記録される血圧は、2回分の平均なのか、それとも高かったほうなのか」と迷っていませんか。

健康診断の会場では、緊張や待ち時間、測定前の行動などによって、最初に測った数値と再測定した数値が変わることがあります。

この記事では、健康診断で血圧を2回測定した場合にどの数値を見るのか、平均値を使う理由や記録される数値の考え方について、順を追って説明していきます。

健康診断で血圧を2回測定したらどっちの数値を見る?

健康診断で血圧を2回測定した場合、1回目と2回目のどちらを見ればよいのか迷うことがあります。

そこで、複数回測定した血圧はどのように扱うのか、平均値を見る理由や判断時の注意点を順を追って説明していきます。

原則は1回目と2回目の平均値

2回測定した場合は、1回目と2回目の血圧を合わせて確認するのが基本です。

測定するたびに血圧は多少変わることがあるため、どちらか一方だけを見るのではなく、2回の結果から平均値を求めることで、血圧の状態をより判断しやすくなります。

どちらか一方だけで血圧を判断しない

1回目と2回目で数値に差があっても、どちらか一方だけを見て判断するのは避けましょう。

緊張や測定前の行動などによって、一時的に血圧が高くなったり低くなったりすることがあるためです。

2回の測定結果をあわせて確認すると、そのときの血圧の状態をより捉えやすくなります。

健康診断で血圧を2回測定するのはなぜ?

血圧を2回測定するのは、1回だけではその時の体調や状況による影響を受けやすく、普段の血圧を正確に判断しにくいためです。

健康診断では、測定時の緊張や直前の行動による一時的な変化を考慮し、複数回の数値を確認します。

では、なぜ測定するたびに血圧が変わるのか、2回目の数値が低くなることがある理由を説明していきます。

血圧は緊張や直前の行動によって変動する

血圧はいつも同じ数値になるわけではなく、測定時の緊張や直前の行動などによって変化します。

健康診断では緊張から一時的に高くなることもあるため、1回の結果だけでは普段の状態を判断しにくい場合があります。

そのため、必要に応じて再測定し、数値の変化も含めて確認します。

1回目より2回目の血圧が低くなることがある

健康診断では、1回目より2回目の血圧が低くなることも珍しくありません。

最初は緊張して血圧が高めに出ても、少し時間を置いて安静にしているうちに緊張が和らぎ、2回目は数値が下がることがあります。

1回目と2回目に差があってもすぐに心配せず、両方の結果を確認することが大切です。

健康診断では血圧が高くても、自宅では正常な場合があります。健診時だけ血圧が高くなる理由が気になる方は、こちらも参考にしてみてください。
▶健康診断だけ血圧が高いのはなぜ?白衣高血圧の原因と自宅での確認方法

健康診断では1回目と2回目のどちらが記録される?

健康診断で血圧を2回測定した場合、「1回目と2回目のどちらが結果として残るのか」と疑問に感じることがありますよね。

ここでは、2回測定した血圧の記録方法や、採用される数値について説明していきます。

原則として2回測定した場合は平均値が使われる

健康診断で血圧を2回測定した場合は、1回目と2回目の結果から平均値を求めて記録することがあります。

収縮期血圧と拡張期血圧をそれぞれ平均することで、どちらか一方の測定値だけに偏らず、2回分の結果を踏まえて確認できます。

健診施設によって測定回数や採用する数値が異なる場合がある

血圧の測定回数や、どの数値を記録・判定に使うかは、健診施設によって異なる場合があります。

2回の平均値を使う場合もあれば、施設で定められた方法に沿って測定値を採用することもあります。

結果の見方が気になるときは、受診した健診施設に確認しておくと安心です。

健診結果の血圧が高めだった場合、「どのくらいの数値から受診したほうがよいのか」と迷うこともあります。判定の目安を確認したい方は、こちらも参考にしてください。
▶健康診断で血圧が高いと再検査?判定基準と受診の目安を解説

まとめ

健康診断で血圧を2回測るのは、緊張などによる一時的な変化も考慮しながら、血圧の状態を確認しやすくするためです。

2回の数値に差があっても、どちらか一方だけを見るのではなく、平均値など健診施設の方法に沿って結果を確認しましょう。

測定回数や記録方法は施設によって異なるため、結果の見方が分からないときは健診施設に確認すると安心です。

数値だけで不安になりすぎず、今回の結果を今後の健康管理に役立てていきましょう。

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