目次
はじめに
「血圧が低いと言われたけれど、どのくらいの数値から低血圧なの?」
「朝起きるとふらついたり、立ち上がったときにめまいがしたりするのは低血圧が原因?」と気になっていませんか。
健康診断や自宅で血圧を測ったときに、上の血圧がいつも低めだと、病院へ行くべきなのか、そのまま様子を見てもよいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、低血圧とされる血圧の数値の目安や主な症状、低血圧が起こる原因、医療機関へ相談・受診する目安について解説します。
低血圧はどこから?
低血圧には目安となる血圧の数値がありますが、数値だけを見て一律に低血圧と判断するわけではありません。
ここでは、低血圧の数値の目安と、血圧の数値だけでは判断できない理由について説明します。
収縮期血圧100mmHg以下・拡張期血圧60mmHg以下が目安になることがある
低血圧には統一された診断基準はありませんが、一般には収縮期血圧100mmHg以下、拡張期血圧60mmHg以下が目安として使われることがあります。
血圧を測るときは、上の血圧である収縮期血圧と、下の血圧である拡張期血圧をそれぞれ確認しましょう。
血圧の数値だけでは低血圧とは判断できない
血圧が目安より低くても、数値だけで一律に低血圧と判断することはできません。
普段から血圧が低くても、めまいや立ちくらみなどの症状がない人もいるため、普段の血圧や症状の有無もあわせて確認することが大切です。
血圧が低いときに出やすい症状
血圧が低いと、めまいや立ちくらみ、だるさなどの症状が現れることがあります。
ここでは、血圧が低いときにみられる代表的な症状について説明します。
めまいや立ちくらみが起こる
血圧が低いと、脳への血流が一時的に減り、めまいや立ちくらみが起こることがあります。
特に、座った状態や横になった状態から立ち上がったときに、ふらついたり目の前が暗くなったりする場合があります。
だるさや朝起きにくいなどの症状がある
血圧が低い人では、体のだるさや疲れやすさ、朝起きにくいといった症状がみられることがあります。
ただし、こうした症状は低血圧以外でも起こるため、症状だけで原因を判断することはできません。
失神など強い症状が出ることもある
血圧が大きく低下すると、脳への血流が一時的に不足し、失神することがあります。
失神する前に強いめまいやふらつき、目の前が暗くなる症状が現れることもあり、意識を失うと転倒につながる場合もあります。
血圧が低くても問題ないケースとは
血圧が低くても、必ずしも体に問題があるとは限りません。
ここでは、血圧が低くても大きな問題がないと考えられるケースについて説明します。
症状がなく日常生活に支障がない
血圧が低くても、めまいや立ちくらみ、だるさなどの症状がなく、普段どおり生活できている場合は、大きな問題がないこともあります。
数値だけで判断せず、症状の有無や仕事、家事などに支障が出ていないかもあわせて確認しましょう。
普段から血圧が低く数値が安定している
以前から血圧が低く、測定するたびに同じ程度の数値で安定している場合は、その人にとって普段の血圧であることがあります。
1回の測定値だけで判断せず、普段と比べて急に低下していないかを確認することが大切です。
低血圧で受診したほうがよい目安
血圧が低くても症状がなければ経過をみることがありますが、めまいや立ちくらみなどを繰り返す場合は受診を検討する必要があります。
ここでは、低血圧で医療機関を受診したほうがよい目安について説明します。
めまいや立ちくらみなどの症状が繰り返す
めまいや立ちくらみなどを繰り返す場合は、医療機関の受診を検討しましょう。
症状が起きた時間や状況、そのときの血圧を記録しておくと、受診時に原因を確認するための材料になります。
症状によって日常生活に支障が出ている
めまいやだるさなどによって、仕事や家事、外出に支障が出ている場合も受診の目安になります。
普段どおりの生活が難しい状態が続くときは、症状を我慢せず医療機関へ相談しましょう。
失神や急な血圧低下がある
失神した場合や、普段と比べて血圧が急に大きく低下した場合は、早めに医療機関へ相談することが大切です。
特に意識を失った場合は、自己判断で様子をみ続けず、適切な診察を受けましょう。
まとめ
低血圧には統一された診断基準はありませんが、一般には収縮期血圧100mmHg以下・拡張期血圧60mmHg以下が目安として使われることがあります。
ただし、血圧の数値だけで判断するのではなく、めまいや立ちくらみ、だるさ、失神などの症状があるか、仕事や家事などの日常生活に支障が出ているかも確認することが大切です。
普段から血圧が低く、症状がなく数値も安定している場合は経過をみることがありますが、症状を繰り返す場合や日常生活に支障がある場合は医療機関を受診しましょう。
失神した場合や普段より血圧が急に大きく低下した場合は、自己判断で様子をみ続けず、早めに医療機関へ相談してください。