睡眠改善とリラクゼーション

▶睡眠時無呼吸症候群の症状とは?いびき・無呼吸と受診の目安を解説

はじめに

「家族から『寝ている間に呼吸が止まっている』と言われたけれど、睡眠時無呼吸症候群なの?」
「毎晩いびきをかいているだけでも病院へ行ったほうがいい?」と不安になっていませんか。

朝起きても疲れが残っていたり、日中に強い眠気を感じたりすると、寝ている間にきちんと呼吸できているのか気になりますよね。

この記事では、睡眠時無呼吸症候群でみられるいびきや無呼吸、起床時・日中に現れやすい症状に加えて、医療機関へ相談する目安まで整理します。

睡眠時無呼吸症候群でみられる主な症状は?

睡眠時無呼吸症候群では、症状が睡眠中だけでなく、起床時や日中にも現れることがあります。

ここでは、睡眠中・起床時・日中に分けて、みられやすい症状を説明します。

睡眠中は大きないびきや呼吸停止・息苦しさが現れることがある

睡眠時無呼吸症候群では、睡眠中に大きないびきを繰り返したり、呼吸が一時的に止まったりすることがあります。

呼吸が再開するときに、大きく息を吸い込んだり、あえぐような呼吸がみられたりする場合もあります。

本人は気づきにくいため、家族からいびきや呼吸停止を指摘されることもあります。

起床時は頭痛や口の渇き、熟睡感のなさを感じることがある

睡眠中に無呼吸や低呼吸を繰り返すと眠りが途切れやすくなり、朝起きても十分に眠った感じがしないことがあります。

また、起床時に頭痛を感じたり、口呼吸によって口の中が乾いていたりする場合もあります。

睡眠時間を確保していても、熟睡感を得られないことがあります。

日中は強い眠気や倦怠感、集中力低下が起こることがある

睡眠中に呼吸が繰り返し止まると眠りが浅くなり、日中に強い眠気を感じることがあります。

十分に寝たはずなのに体がだるかったり、仕事や勉強に集中しにくかったりする場合もあります。

会議中や作業中など、普段は起きている時間帯に強い眠気が現れることもあります。

いびきや無呼吸は睡眠時無呼吸症候群の重要なサイン

いびきは睡眠時無呼吸症候群でみられる症状の一つですが、いびきをかくだけで病気と判断できるわけではありません。

ここでは、いびきと無呼吸を確認するときのポイントを説明します。

いびきだけでは睡眠時無呼吸症候群とは限らない

いびきは睡眠時無呼吸症候群でみられる症状の一つですが、いびきをかくだけで睡眠時無呼吸症候群とは判断できません。

いびきは、睡眠中に空気の通り道が狭くなり、喉の周囲が振動することで生じます。

そのため、いびきだけでなく、睡眠中に呼吸が止まっていないかも確認することが大切です。

いびきが途切れて呼吸が止まる場合は注意が必要

大きないびきが続いている途中で突然静かになり、呼吸が止まったあとに再び大きないびきとともに呼吸が始まる場合は注意が必要です。

睡眠時無呼吸症候群では、睡眠中に10秒以上の無呼吸を繰り返すことがあります。

いびきが途切れたときに、呼吸音や胸、お腹の動きが止まっていないか確認してみましょう。

本人が気づかず家族から無呼吸を指摘されることもある

無呼吸は眠っている間に起こるため、本人が呼吸の停止に気づかないことも少なくありません。

そのため、一緒に寝ている家族や同居人が、いびきの途中で呼吸が止まっていることに気づく場合があります。

家族から「寝ている間に呼吸が止まっていた」と言われた場合は、睡眠中の呼吸の状態を確認するきっかけになります。

睡眠時無呼吸症候群を疑ったときの受診の目安

睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、睡眠中の呼吸状態だけでなく、日中の眠気やだるさの程度も受診を判断する手がかりになります。

ここでは、睡眠時無呼吸症候群を疑ったときに医療機関へ相談する目安を説明します。

睡眠中の呼吸停止を指摘されたら受診を検討する

家族や同居人から、睡眠中に呼吸が止まっていると指摘された場合は、医療機関の受診を検討しましょう。

睡眠時無呼吸症候群では、10秒以上の呼吸停止を繰り返すことがあります。

本人は無呼吸に気づきにくいため、周囲からの指摘は受診を考える大切な手がかりになります。

大きないびきが続く場合は一度医療機関へ相談する

大きないびきを繰り返し、毎晩のように続いている場合は、一度医療機関へ相談しましょう。

睡眠時無呼吸症候群では、睡眠中に空気の通り道が狭くなることで、大きないびきが生じることがあります。

いびきだけでは判断できないため、気になる状態が続く場合は睡眠中の呼吸について相談してみてください。

十分に寝ても強い眠気やだるさが続く場合は受診する

十分な睡眠時間を確保していても、日中の強い眠気やだるさが続く場合は、医療機関を受診しましょう。

睡眠中に無呼吸や低呼吸を繰り返すと眠りが途切れやすくなり、長く寝ても十分に休めないことがあります。

眠気やだるさが続く場合は、睡眠時間だけで判断せず相談することが大切です。

運転中や仕事中に強い眠気が出る場合は早めに相談する

運転中や仕事中など、起きている必要がある時間に強い眠気が出る場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

強い眠気は注意力や集中力の低下につながり、運転や作業中の事故につながるおそれがあります。

特に運転中に眠気を感じた場合は無理に運転を続けず、安全な場所に停車してください。

睡眠時無呼吸症候群の症状は何科に相談すればよい?

睡眠時無呼吸症候群が疑われても、どの診療科を受診すればよいのか迷うことがあります。

ここでは、症状に応じた相談先について説明します。

睡眠外来や呼吸器内科などが主な相談先になる

睡眠中の無呼吸を指摘された場合や、日中の強い眠気が続く場合は、睡眠外来や呼吸器内科などが主な相談先になります。

睡眠外来では睡眠に関する症状を専門的に診てもらい、呼吸器内科では睡眠中の呼吸について相談できます。

医療機関を探すときは、睡眠時無呼吸症候群の診療や検査に対応しているか確認するとよいでしょう。

いびきや鼻・喉の症状が目立つ場合は耳鼻咽喉科も選択肢になる

大きないびきに加えて、鼻づまりや喉の症状が気になる場合は、耳鼻咽喉科も相談先の一つです。

鼻や喉の空気の通り道が狭くなっていると、睡眠中のいびきや呼吸に影響することがあります。

耳鼻咽喉科では鼻や喉の状態を診てもらい、症状の原因を確認できます。

まとめ

睡眠時無呼吸症候群では、大きないびきや睡眠中の呼吸停止だけでなく、起床時の頭痛や口の渇き、日中の強い眠気や倦怠感などが現れることがあります。

特に、家族から呼吸停止を指摘された場合や、十分に寝ても強い眠気が続く場合は、睡眠外来や呼吸器内科などへの受診を検討しましょう。

運転中や仕事中に強い眠気が出る場合は事故につながる可能性があるため、早めの相談が必要です。

いびきに加えて鼻づまりや喉の症状が目立つ場合は耳鼻咽喉科も選択肢になるため、症状に合った診療科で睡眠中の呼吸状態を確認しましょう。

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