はじめに
「11-1乳酸菌は免疫とどのような関係があるの?」
「免疫活性が注目されているけれど、研究ではどこまで分かっているの?」と気になっていませんか。
乳酸菌を使った食品やサプリを選ぶなかで「免疫」や「免疫活性」という言葉を目にしても、具体的にどのような働きが研究されているのか分からないと、商品の特徴を判断しにくいですよね。
この記事では、11-1乳酸菌と免疫の関係を整理し、免疫活性が注目される理由や研究で確認されている内容を紹介します。
11-1乳酸菌とは?

11-1乳酸菌は、ぬか床から発見された乳酸菌です。東京大学薬学部の研究によって見つけられ、その特徴について研究が進められています。
ここでは、11-1乳酸菌の由来と東京大学薬学部の研究で見つかった特徴について説明します。
11-1乳酸菌はぬか床から発見された乳酸菌
11-1乳酸菌は、長野県で代々受け継がれてきたぬか床から発見された乳酸菌です。
正式な菌株名は「Lactobacillus paraplantarum #11-1」で、2013年11月1日に発見されたことが名前の由来です。
日本の伝統的な発酵食品から見つかった乳酸菌として、その特徴が研究されています。
東京大学薬学部の研究で見つかった11-1乳酸菌の特徴
東京大学薬学部を含む研究では、カイコを使った試験によって、11-1乳酸菌の自然免疫を活性化する働きが調べられています。
カイコの筋収縮や細菌感染に対する反応を指標に、免疫への働きが評価されました。
ただし、これらは基礎研究の結果であり、人への効果が確認されたわけではありません。
11-1乳酸菌と免疫の関係
11-1乳酸菌は、免疫に関わる働きについて研究されている乳酸菌で、免疫活性の高さが注目されています。
ここでは、11-1乳酸菌の免疫活性が注目される理由や腸内環境との関係、免疫活性率について説明します。
11-1乳酸菌の免疫活性が注目されている理由
11-1乳酸菌は、カイコを使った研究で自然免疫を刺激する高い活性が確認されたことから注目されています。
試験では165±35 U/mgという数値を示し、比較したほかの乳酸菌より高い活性が確認されました。また、11-1乳酸菌を摂取したカイコでは、緑膿菌への感染後の生存率が高くなる結果も報告されています。
ただし、人でも同じ効果が得られると確認されたわけではありません。
乳酸菌と腸内環境が免疫に関係する仕組み
乳酸菌などの腸内細菌は、腸に存在する免疫細胞などを通じて免疫機能と関わっています。
乳酸菌に含まれる成分が免疫系に認識され、免疫反応に影響する仕組みも研究されています。
11-1乳酸菌についても自然免疫への働きが調べられていますが、人の腸内環境を通じて免疫機能を高める効果が確認されたわけではありません。
11-1乳酸菌の免疫活性率はどのくらい?
11-1乳酸菌の免疫活性は、カイコを使った研究で165±35 U/mgと報告されています。
同じ試験では、ほかの乳酸菌が2.7〜43 U/mgだったのに対し、11-1乳酸菌は比較した菌株のなかで最も高い数値を示しました。
ただし、この数値は免疫活性を測定した研究結果であり、「免疫活性率○%」という割合で表せるものではありません。
11-1乳酸菌の免疫活性に関する研究と根拠
11-1乳酸菌の免疫活性を確認する際は、研究でどのような結果が示されているのかを具体的に見ることが重要です。
ここでは、11-1乳酸菌に関する研究結果、特許、学術誌に掲載された研究論文について説明します。
11-1乳酸菌に関する研究結果
11-1乳酸菌は、カイコを使った研究で自然免疫を刺激する働きが調べられています。
試験では165±35 U/mgという高い活性を示し、比較した乳酸菌のなかで最も高い数値が確認されました。また、11-1乳酸菌を摂取したカイコでは、緑膿菌への感染後の生存時間が延びる結果も報告されています。
ただし、これらは基礎研究の結果であり、人への効果が確認されたものではありません。
11-1乳酸菌に関する特許
11-1乳酸菌については、研究成果をもとに特許などの知的財産としての活用も進められています。
ただし、特許は技術的な発明を保護するものであり、取得されていることが人への健康効果を証明するわけではありません。
免疫への働きを判断する際は、特許の有無だけでなく、どのような試験で何が確認されたのかを知ることが大切です。
学術誌に掲載された11-1乳酸菌の研究論文
11-1乳酸菌の研究論文は、2017年3月20日に学術誌『Frontiers in Microbiology』に掲載されています。
東京大学大学院薬学系研究科などの研究者が参加し、11-1乳酸菌によるカイコの自然免疫への働きや、細菌感染後の生存時間の延長が報告されました。
ただし、研究対象はカイコであり、人を対象とした臨床試験で効果が確認されたものではありません。
11-1乳酸菌を配合したサプリメント
11-1乳酸菌を取り入れたい場合は、実際に配合されている商品を確認してみましょう。
ここでは、11-1乳酸菌を配合した「11-1(いちいちのいち)」の特徴や成分、購入時に確認したいポイントを紹介します。
11-1(いちいちのいち)はぬか床由来の乳酸菌を配合した商品
「11-1(いちいちのいち)」は、ぬか床から発見された11-1乳酸菌を配合した粉末タイプの商品です。
11-1乳酸菌は免疫活性に関する研究が行われている乳酸菌で、健康維持を目的とした商品に利用されています。
ただし、摂取することで免疫力が高まったり、感染症を予防できたりすることが確認されているわけではありません。
11-1(いちいちのいち)の配合成分と内容量
「11-1(いちいちのいち)」には、11-1乳酸菌のほか、グァーガム酵素分解物や酒粕発酵物などが配合されています。
1包2gのスティックタイプで、30包入りの商品として販売されており、毎日の生活に取り入れやすい形状です。
購入する際は、配合成分や1日の摂取目安量を確認し、商品に記載された方法に沿って取り入れましょう。
11-1(いちいちのいち)の価格と購入方法
「11-1(いちいちのいち)」は、1箱2g×30包入りの粉末タイプで、メーカー希望価格は9,612円(税込)です。
Yahoo!ショッピングでは1箱5,300円で販売されている例もあり、販売店によって価格が異なります。
1日1〜3包を目安に摂取する商品なので、継続する場合は内容量や価格を比較しながら、無理なく購入できる販売店を選びましょう。
11-1乳酸菌を摂る前に知っておきたいこと
11-1乳酸菌を取り入れる場合は、研究されている働きだけでなく、食品としての位置づけや摂取方法も確認することが大切です。
ここでは、11-1乳酸菌を摂る前に知っておきたい基本的な注意点を説明します。
11-1乳酸菌は医薬品ではない
11-1乳酸菌を配合した食品やサプリメントは医薬品ではなく、病気の治療を目的としたものではありません。
研究では免疫に関わる働きが報告されていますが、医薬品のような治療効果が認められているわけではありません。
そのため、医薬品の代わりに使用するのではなく、健康維持を意識した食品として取り入れることが大切です。
継続して摂取する場合は摂取目安を確認する
11-1乳酸菌を継続して取り入れる場合は、商品に記載された1日の摂取目安量を確認しましょう。
商品によって配合量や摂取方法が異なるため、多く摂ればよいというわけではありません。
毎日続ける場合も、自己判断で量を増やさず、表示された摂取方法を守ることが大切です。
まとめ
11-1乳酸菌は、ぬか床から分離された乳酸菌で、カイコを用いた研究では自然免疫を刺激する活性が確認されています。
研究では165±35 U/mgの活性が報告され、11-1乳酸菌を摂取したカイコでは緑膿菌感染後の生存時間が延長したことも示されています。
ただし、これらはカイコを対象とした基礎研究であり、人の免疫機能を高めたり、病気を予防したりする効果が確認されたものではありません。
11-1乳酸菌を食品やサプリメントから取り入れる場合は、医薬品ではないことを理解したうえで、商品に記載された1日の摂取目安量や摂取方法を確認して利用しましょう。