目次
はじめに
「ニベアに塩化マグネシウムを混ぜると血圧対策になるのだろうか」
「塩化マグネシウムを肌から取り入れることで、血圧の数値に変化が出るのか知りたい」と感じていませんか。
健康診断で血圧を指摘されたり、毎日の生活でできる対策を探したりすると、身近なクリームや入浴剤に使われる成分で血圧を管理できないか気になることがありますよね。
この記事では、ニベアと塩化マグネシウムが血圧に関係するといわれる理由や、研究で分かっていること、取り入れる際の注意点について順を追って説明していきます。
ニベアと塩化マグネシウムは血圧に関係がある?

ニベアと塩化マグネシウムを組み合わせて使う方法や、血圧への影響があるのか気になっている方もいるかもしれません。
ここでは、ニベアと塩化マグネシウムを一緒に使う方法や、血圧への効果が話題になった理由、経皮吸収による効果の根拠について順を追って説明していきます。
ニベアと塩化マグネシウムを組み合わせる方法とは?
ニベアと塩化マグネシウムを組み合わせる方法として、塩化マグネシウムを水に溶かした液をニベアに混ぜ、肌に塗る方法が紹介されることがあります。
ただし、ニベアは本来、肌の保湿を目的とした化粧品であり、塩化マグネシウムを混ぜて使う方法はメーカーが推奨しているものではありません。
試す場合は肌の状態を確認しながら少量から使用し、赤みやかゆみ、刺激などを感じたときは使用を中止しましょう。
ニベアそのものは血圧対策の商品ではありませんが、普段の保湿ケアに使いたい方は、商品情報や成分を確認して選んでみてください
■ ニベアクリームの商品情報を確認する
血圧への効果が話題になっている理由
ニベアと塩化マグネシウムの組み合わせが血圧との関係で注目されている背景には、マグネシウムが血管の働きに関わる栄養素であることが挙げられます。
マグネシウムは食事から摂取することで体内のさまざまな働きに関わりますが、「肌から取り入れることでも血圧に良いのではないか」という考えが広まり、話題になったと考えられます。
ただし、話題になっていることと実際に効果が確認されていることは別なので、分けて考えることが大切です。
経皮吸収による血圧改善の根拠は十分ではない
塩化マグネシウムを肌に塗ることでマグネシウムが十分に吸収され、血圧の改善につながるという科学的な根拠は、現時点では十分とはいえません。
そのため、ニベアと塩化マグネシウムを塗る方法だけに頼るのではなく、血圧管理では食生活の見直しや適度な運動、必要に応じた治療を続けることが大切です。
血圧が高い状態が続いている場合は自己判断で対処せず、医療機関で相談しながら自分に合った方法を考えていきましょう。
塩化マグネシウムを肌から取り入れる方法に十分な根拠がないと知ると、「では、マグネシウムは食事から摂れば血圧対策に役立つの?」と気になる方もいるでしょう。マグネシウムと血圧の関係や、食品からの取り入れ方についてはこちらで詳しく解説しています。
▶マグネシウムは血圧を下げる?効果や多く含む食品、摂取時の注意点を解説
ニベアと塩化マグネシウムを試す前に知っておきたいこと
ニベアと塩化マグネシウムを取り入れる前に、血圧への影響だけでなく、肌に使う場合の注意点や自分の体の状態を確認することが大切です。
ここでは、安心して試すために知っておきたい注意点や、医師へ相談したほうがよいケースについて説明していきます。
肌への刺激や体質による注意点
ニベアと塩化マグネシウムを肌に使用すると、塩化マグネシウムの濃度やその日の肌の状態によっては、刺激を感じることがあります。
試す場合は、まず腕の内側など目立たない部分に少量を塗り、赤みやヒリヒリ感、かゆみなどが出ないか確認しておくと安心です。
傷や炎症がある部分は刺激を感じやすいため、肌の状態が落ち着いてから使用するようにしましょう。
塩化マグネシウムには食品用や入浴用などさまざまな商品があるため、購入するときは用途や使用方法を確認することが大切です。肌への使用を考えている場合も、商品に記載された用途や注意事項を確認してから選びましょう。
■ 塩化マグネシウムの商品を確認する
高血圧の治療を自己判断で中断しない
ニベアと塩化マグネシウムを試す場合でも、処方されている血圧の薬を自己判断で中止することは避けましょう。
降圧薬は血圧を適切に管理するために処方されているため、塗る方法に効果を期待して服用をやめると、血圧が再び上がってしまう可能性があります。
薬の量を減らしたい場合や服用をやめたいと感じた場合は、まず医師に相談し、現在の血圧を確認しながら判断することが大切です。
降圧薬を続けながら、食事や生活習慣でどこまで血圧対策ができるのか気になる方もいるでしょう。毎日の食事で取り組みやすい減塩の考え方については、こちらで詳しく解説しています。
▶塩分と高血圧の関係は?減塩による血圧への効果をエビデンスから解説
医師に相談したほうがよい人
血圧が高い状態が続いている人や、すでに降圧薬を服用している人は、ニベアと塩化マグネシウムを血圧対策として試す前に、医師へ相談しておくと安心です。
特に治療中の場合は、塗る方法だけに頼らず、現在の治療を続けながら血圧を管理することが大切になります。
「少しでも血圧を下げたい」と感じている場合も、自己判断で新しい方法を取り入れるのではなく、医師と相談しながら自分に合った対策を考えていきましょう。
まとめ
ニベアと塩化マグネシウムを肌に塗る方法は話題になることがありますが、血圧が改善するという十分な科学的根拠は確認されていません。
また、ニベアに塩化マグネシウムを混ぜる使い方はメーカーが推奨する方法ではないため、試す場合は肌への刺激にも注意が必要です。
血圧が気になるときは、こうした方法だけに頼らず、食事や運動、家庭での血圧測定など、日々の生活習慣から整えていきましょう。
降圧薬を服用している場合は自己判断で中断せず、気になる方法を取り入れたいときは医師や薬剤師に相談しながら、自分に合った血圧管理を続けていくことが大切です。