目次
はじめに
「膝が痛いけれど、もう少し様子を見ても大丈夫?」
「歩くと痛みが出る場合は、病院へ行ったほうがいい?」と迷っていませんか。
階段の上り下りや立ち上がるときに膝が痛んでも、休めば少し楽になると、どの程度の痛みなら受診すべきなのか判断しにくいですよね。
この記事では、膝の痛みで病院を受診したほうがよい症状や受診を考えるタイミング、何科を受診すればよいのかを分かりやすく紹介します。
膝の痛みで病院へ行くかは症状と日常生活への影響で判断する
膝の痛みで病院へ行くか迷ったときは、痛みの強さだけではなく、歩行や立ち上がりなどの日常動作にどの程度影響しているかも確認することが大切です。
ここでは、痛みの程度だけで判断しない理由と、歩けるかどうか、腫れや熱感があるかといった確認ポイントを説明します。
痛みの強さだけで受診の必要性を判断しない
膝の痛みが軽くても、歩く、立ち上がる、階段を上り下りするなど、普段の動作に支障がある場合は受診を検討しましょう。
一方、日常生活に大きな支障がなく、休むことで痛みが軽くなる場合は、様子を見られることもあります。
痛みの強さだけでなく、普段の動作がどの程度制限されているかも確認することが大切です。
歩けるか・腫れや熱感があるかも確認する
膝の状態を見るときは、自力で歩けるか、腫れや熱感がないかも確認しましょう。
痛みで体重をかけられない、数歩歩くのも難しい、膝が明らかに腫れている場合などは、医療機関の受診を検討します。
痛みが軽くても腫れや熱感がある場合は、そのまま様子を見続けないことが大切です。
膝の痛みですぐに病院を受診したほうがよい症状
膝の痛みのなかには、自宅で様子を見続けず、早めに医療機関を受診したほうがよい症状があります。
ここでは、膝の痛みですぐに病院を受診したほうがよい症状を具体的に説明します。
転倒や事故のあとに強い痛みがあり体重をかけられない
転倒や事故のあとに膝が強く痛み、足に体重をかけられない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
立つことができない、数歩でも歩けない状態であれば、無理に動かさず膝への負担を避けることが大切です。
膝が急激に腫れたり明らかに変形したりしている
膝が短時間で大きく腫れたり、左右を比べて明らかに形が変わっていたりする場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
無理に曲げ伸ばししたり、変形した部分を自分で元に戻そうとしたりせず、そのままの状態で受診することが大切です。
膝が動かせない・引っかかって伸ばせない
膝を曲げ伸ばしできない場合や、途中で引っかかって最後まで伸ばせない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
無理に動かそうとすると膝に負担がかかるため、動かせる範囲にとどめて受診することが大切です。
発熱を伴い膝に強い腫れ・赤み・熱感がある
発熱とともに膝が強く腫れている、皮膚が赤い、触れると熱く感じる場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
痛みが一時的に軽くなっても様子を見続けず、当日中を目安に医療機関へ相談することが大切です。
膝の痛みで早めに病院を受診したほうがよい目安
膝の痛みが軽くても、症状が長引いていたり、徐々に悪化していたりする場合は、早めの受診を考える必要があります。
ここでは、膝の痛みで早めに病院を受診したほうがよい目安を具体的に説明します。
痛みや腫れが続いて改善しない
膝を休ませても痛みや腫れが続き、数日たっても軽くならない場合は、医療機関の受診を検討しましょう。
症状が同じ程度のまま続いている場合も、日ごとの変化を確認しながら、改善がみられなければ早めに相談することが大切です。
膝の痛みが徐々に強くなっている
膝の痛みが日を追うごとに強くなっている場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
痛む時間が長くなったり、同じ動作でも以前より強く痛んだりする場合は、そのまま様子を見続けず相談することが大切です。
歩行・階段・立ち座りなど日常生活に支障がある
膝の痛みで普段どおりに歩けない、階段の上り下りや立ち座りがつらい場合は、医療機関の受診を検討しましょう。
痛みを避けるために歩く距離を減らすなど、普段できていた動作が制限されている場合も、受診を考える目安になります。
膝の痛みや腫れを繰り返している
膝の痛みや腫れがいったん軽くなっても、何度も繰り返している場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
休むと軽くなるものの、歩行や日常動作を再開すると再び症状が出る場合も、繰り返しの頻度を確認しながら受診につなげることが大切です。
膝が痛くてもすぐに病院へ行かず様子を見られるケース
膝に痛みがあっても、症状が軽く、歩行や立ち座りなどの日常生活に大きな支障がなければ、すぐに受診せず経過を見られる場合があります。
ここでは、膝の痛みを様子見できるケースと、受診へ切り替える目安を説明します。
痛みが軽く日常生活に大きな支障がない
膝の痛みが軽く、歩く、立つ、座るといった普段の動作に大きな支障がない場合は、様子を見られることがあります。
日常生活を普段どおり送れているかを確認しながら、膝に負担をかけすぎないように過ごしましょう。
休むことで痛みが軽くなり改善傾向にある
膝への負担を減らして休むことで痛みが軽くなり、少しずつ改善している場合は、経過を見られることがあります。
前日より痛みが弱くなったり、痛む時間が短くなったりしているかを確認しながら様子を見ましょう。
痛みが続く・悪化する場合は様子見から受診へ切り替える
様子を見ていても膝の痛みが続く場合や、時間とともに強くなる場合は、医療機関の受診を検討しましょう。
休んでも軽くならない、前日より痛みが強くなるなどの変化があれば、そのまま様子を見続けず受診へ切り替えることが大切です。
膝の痛みで病院へ行くなら何科を受診する?
膝の痛みで病院へ行く場合、受診する診療科に迷うこともあるでしょう。
ここでは、膝の痛みがあるときの受診先と、診察時に伝えておきたい内容を説明します。
膝の痛みは基本的に整形外科を受診する
膝の痛みや腫れ、曲げ伸ばしのしにくさがある場合は、基本的に整形外科を受診しましょう。
整形外科では膝の状態や動きを確認し、必要に応じて画像検査などを行うため、受診先に迷ったときも整形外科が選択肢になります。
けがをした時期や痛み方などを受診時に伝える
受診するときは、けがをした時期や痛み始めた時期、どのような動作で痛むのかを医師に伝えましょう。
痛む場所や腫れの有無、症状が強くなっているかなども整理しておくと、診察時に膝の状態を伝えやすくなります。
まとめ
膝の痛みで病院へ行くか迷ったときは、痛みの強さだけでなく、歩けるか、日常動作に支障があるか、腫れや熱感がないかを確認しましょう。
転倒や事故のあとに体重をかけられない、膝が急激に腫れたり変形したりしている、膝を動かせない、発熱と強い腫れ・赤み・熱感がある場合は、早めの受診が必要です。
また、軽い痛みでも数日たって改善しない、徐々に悪化する、痛みや腫れを繰り返す場合は、様子見を続けず受診を検討してください。
膝の痛みや腫れ、動かしにくさがある場合は基本的に整形外科を受診し、いつから、どこが、どのような動作で痛むのかを具体的に伝えましょう。