目次
はじめに
「血圧の薬を飲んでいるけれど、マグネシウムのサプリを一緒に飲んでも大丈夫?」
「薬とサプリを同じタイミングで飲むと、血圧が下がりすぎたり薬の効き方が変わったりしない?」と気になっていませんか。
高血圧の治療で毎日薬を服用しているなか、便通や栄養補給などを目的にマグネシウムを取り入れたいと思うと、飲み合わせに問題がないか心配になりますよね。
この記事では、マグネシウムと血圧の薬を併用するときに確認したい飲み合わせや、注意が必要なケース、医師や薬剤師に相談するときのポイントを解説します。
マグネシウムと血圧の薬は併用できる?
マグネシウムと血圧の薬は、組み合わせによっては併用できますが、すべての場合で問題ないとは限りません。
ここでは、マグネシウムと血圧の薬を併用するときの基本的な考え方と注意点を説明します。
必ずしも併用禁止ではないが自己判断は避ける
マグネシウムと血圧の薬は、必ずしも併用できないわけではありません。
ただし、薬の種類によっては注意が必要なため、自己判断でサプリメントを追加したり、摂取量を増やしたりするのは避けましょう。
併用する場合は、服用している薬やマグネシウムの摂取量を医師や薬剤師に伝えて確認してください。
薬の種類やマグネシウムの摂取量によって注意点が異なる
併用時の注意点は、血圧の薬の種類やマグネシウムの摂取量によって異なります。
複数のサプリメントを使用している場合は、それぞれに含まれる量を合計して確認することも大切です。
薬の商品名や成分名とあわせて医師や薬剤師に伝え、安心して併用できるか確認しましょう。
マグネシウムと血圧の薬の併用で注意が必要な理由
マグネシウムと血圧の薬を併用するときは、血圧への影響や体内のマグネシウム量に注意が必要です。
ここでは、マグネシウムと血圧の薬の併用で注意したい理由を説明します。
血圧が下がりすぎる可能性がある
血圧の薬を服用しながらマグネシウムを摂取すると、血圧への作用が重なり、血圧が下がりすぎる場合があります。
普段より血圧が低く、めまいやふらつきが現れた場合は、自己判断で薬やサプリメントの量を変えず、医師や薬剤師に相談しましょう。
利尿薬では体内のマグネシウム量に影響する場合がある
利尿薬は種類によって、尿中に排泄されるマグネシウムの量に影響する場合があります。
そのため、マグネシウムのサプリメントを併用するときは、自己判断で追加・増量せず、服用している薬の種類やマグネシウムの摂取量を医師や薬剤師に伝えて確認しましょう。
マグネシウムとの併用で特に注意したいケース
マグネシウムと血圧の薬を併用するときは、体の状態や服用している薬の数によって注意の程度が異なります。
ここでは、マグネシウムとの併用で特に注意したいケースを説明します。
腎機能が低下している場合
腎機能が低下していると、マグネシウムを尿から排出しにくくなり、血液中の濃度が高くなることがあります。
血液検査などで腎機能の低下を指摘されている場合は、自己判断でサプリメントを追加・増量せず、使用する前に医師や薬剤師へ相談しましょう。
高齢者や複数の薬を服用している場合
高齢者や複数の薬を服用している人は、腎機能や薬の組み合わせによって、マグネシウムの摂取に注意が必要な場合があります。
併用について相談するときは、お薬手帳やサプリメントのパッケージを持参すると、服用している薬や摂取量を確認してもらいやすくなります。
血圧が低めでめまいやふらつきがある場合
普段から血圧が低めで、立ち上がったときなどにめまいやふらつきがある場合は、自己判断でマグネシウムを追加するのは避けましょう。
血圧の薬を服用している場合は、家庭で測った血圧の記録やマグネシウムの摂取量を伝え、併用してもよいか医師や薬剤師に確認してください。
サプリや酸化マグネシウムを使うときの注意点
マグネシウムをサプリメントや酸化マグネシウムから摂る場合は、含有量や服用中の薬との組み合わせを確認することが大切です。
ここでは、サプリや酸化マグネシウムを使うときに確認したいポイントを説明します。
サプリは含有量や1日の摂取量を確認する
マグネシウムのサプリメントを使用するときは、商品パッケージを見て、含有量や1日の摂取目安量を確認しましょう。
複数の商品を使用している場合は、それぞれに含まれるマグネシウム量を合計し、自己判断で摂取量や回数を増やさないことが大切です。
酸化マグネシウムは処方薬との併用を確認する
酸化マグネシウムは、薬によっては吸収に影響を与えることがあるため、処方薬との併用に注意が必要です。
自己判断で同時に服用せず、使用している薬や酸化マグネシウムの服用量を医師や薬剤師に伝え、適切な服用方法を確認しましょう。
血圧の薬以外も服用している場合は飲み合わせを確認する
血圧の薬以外も服用している場合は、マグネシウムとの飲み合わせをまとめて確認しておくと安心です。
処方薬だけでなく市販薬も含めて、お薬手帳などを医師や薬剤師に見せ、マグネシウムの製品名や摂取量とあわせて確認してもらいましょう。
マグネシウムと血圧の薬を併用する前に確認すること
マグネシウムと血圧の薬を併用する前には、現在服用している薬と、摂取するマグネシウムの内容を整理しておくことが大切です。
ここでは、併用を始める前に確認しておきたい項目を説明します。
服用している薬の名前と成分を確認する
マグネシウムとの併用を始める前に、現在服用している薬の商品名や有効成分を確認しましょう。
複数の薬を服用している場合は、血圧の薬だけでなく、ほかの薬も含めてお薬手帳などで確認しておくと安心です。
マグネシウムの種類と摂取量を確認する
使用するマグネシウムがサプリメントなのか医薬品なのかを確認し、製品名や含有量を把握しておきましょう。
複数の製品を使用している場合は、それぞれに含まれる量を確認し、1日に摂取するマグネシウムの合計量も確認しておくことが大切です。
自己判断で始めず医師や薬剤師に相談する
血圧の薬を服用している場合は、自己判断でマグネシウムのサプリメントや医薬品を追加せず、事前に医師や薬剤師へ相談しましょう。
服用している薬とマグネシウム製品の情報を伝え、飲み合わせに問題がないか確認してから使用すると安心です。
併用中に注意したい症状と受診の目安
マグネシウムと血圧の薬を併用している間は、普段と異なる体調の変化がないか確認することが大切です。
ここでは、併用中に注意したい症状と受診を考える目安について説明します。
めまいやふらつきなど血圧低下を疑う症状
併用中にめまいやふらつきが現れた場合は、血圧が普段より下がっている可能性があります。
まずは座るか横になって転倒を防ぎ、可能であれば血圧を測って、普段の数値との違いや症状が出た時間を記録しておきましょう。
強いだるさや筋力低下など普段と違う症状
マグネシウムとの併用を始めてから、強いだるさや筋力低下など普段と違う症状が現れた場合は、そのまま様子を見続けないことが大切です。
症状が繰り返す場合は、現れた時間や服用した薬、マグネシウムの摂取量を記録しておきましょう。
症状が強い場合や続く場合は医療機関に相談する
めまいやふらつき、強いだるさなどの症状が強い場合や、繰り返したり長く続いたりする場合は、医療機関に相談しましょう。
自己判断で血圧の薬を中止・減量せず、症状や血圧の記録、服用している薬やマグネシウムの情報を医師に伝えてください。
まとめ
マグネシウムと血圧の薬は必ずしも併用できないわけではありませんが、薬の種類やマグネシウムの摂取量、腎機能などによって注意点が異なります。
併用を始める前に、服用している薬の商品名・成分と、マグネシウム製品の種類・1日摂取量を確認し、自己判断で追加や増量をせず医師や薬剤師に相談しましょう。
特に、腎機能が低下している人や複数の薬を服用している人、血圧が低めの人は事前の確認が大切です。
併用中にめまいやふらつき、強いだるさ、筋力低下などが現れた場合は血圧や症状を記録し、症状が強い場合や続く場合は医療機関へ相談してください。