目次
はじめに
「お酒の適量って、ビールなら何本くらい?」
「純アルコール20gと書かれていても、実際にどのくらい飲めるのか分からない」と気になっていませんか。
健康のために飲みすぎを控えようと思っても、ビールやワイン、日本酒、チューハイではアルコール度数や1杯の量が違うため、普段飲んでいる量が純アルコール何gに当たるのか判断しにくいですよね。
この記事では、純アルコール20gがビール・ワイン・日本酒などでどのくらいの量になるのか、計算方法や飲酒量を考えるときの注意点とあわせて解説します
お酒の適量はどのくらい?
お酒の量を考えるときは、ビールや日本酒などの種類や杯数だけでなく、実際に摂取する「純アルコール量」で確認すると比較しやすくなります。
ここでは、純アルコール20gがどのような目安なのか、飲酒量を判断するときに注意したい点とあわせて説明します。
純アルコール20g
純アルコール20gは、自分が摂取したアルコール量を把握するための一つの目安です。
お酒は種類によってアルコール度数が異なるため、ビールや日本酒などを同じ基準で比べるには、純アルコール量をg単位で確認すると分かりやすくなります。
純アルコール20gなら誰でも安全という意味ではない
純アルコール20gは、誰でも安全に飲める上限を示した数値ではありません。
アルコールによる健康への影響は年齢や性別、体質などによって異なるため、20gを必ず飲んでよい量とは考えず、飲酒量を把握するための目安として捉えましょう。
純アルコール20gはどのくらい?お酒の種類別の目安
純アルコール20gに相当するお酒の量は、ビールや日本酒、ワイン、焼酎、ウイスキー、チューハイなど種類によって異なります。
ここでは、主なお酒ごとの純アルコール20g相当量と、アルコール度数によって純アルコール量がどう変わるのかを説明します。
ビール・日本酒・ワイン・焼酎・ウイスキー・チューハイの20g相当量
純アルコール20gに相当するお酒の量は、種類やアルコール度数によって異なります。代表的なお酒の目安は以下のとおりです。
| お酒の種類 | アルコール度数 | 純アルコール20g相当量 |
|---|---|---|
| ビール | 5% | 500mL |
| 日本酒 | 15% | 約180mL(1合) |
| ワイン | 12% | 約200mL |
| 焼酎 | 25% | 約100mL |
| ウイスキー | 40% | 約60mL |
| チューハイ | 5% | 500mL |
| チューハイ | 7% | 約350mL |
同じ種類のお酒でも商品によってアルコール度数が異なるため、実際に飲むときはラベルに記載された度数を確認しましょう。
同じ量でもアルコール度数によって純アルコール量は変わる
同じ容量のお酒でも、アルコール度数が高いほど純アルコール量は多くなります。
たとえば500mLの場合、アルコール度数5%では約20gですが、9%では約36gです。
飲酒量を把握するときは、本数や容量だけでなくアルコール度数もあわせて確認しましょう。
純アルコール量を自分で計算する方法
自分が飲んだお酒に含まれる純アルコール量は、飲酒量とアルコール度数から計算できます。
ここでは、純アルコール量の計算方法と商品表示の確認方法を説明します。
飲酒量×アルコール度数×0.8で計算する
純アルコール量は、「飲酒量(mL)×アルコール度数(%÷100)×0.8」で計算できます。
たとえば、5%のビールを500mL飲んだ場合は「500×0.05×0.8=20」となり、純アルコール量は20gです。
飲んだ量とアルコール度数が分かれば、自分でも簡単に確認できます。
缶やボトルに表示された純アルコール量も確認する
商品によっては、缶やボトルに純アルコール量が表示されています。
「純アルコール量」や「純アルコール○g」などの記載があれば、自分で計算する必要はありません。
飲む前に表示を確認し、1本あたりの純アルコール量を把握しておくと分かりやすいでしょう。
純アルコール20gを目安にするときの注意点
純アルコール20gは飲酒量を考える際の一つの目安ですが、すべての人に同じように当てはまるわけではありません。
ここでは、純アルコール20gを目安にするときに確認しておきたい注意点を説明します。
年齢・性別・体質によってアルコールの影響は異なる
同じ純アルコール20gを飲んでも、年齢や性別、アルコールを分解する能力などによって体への影響は異なります。
高齢者や女性、アルコールの分解能力が低い人は影響を受けやすい場合があるため、20gをすべての人に共通する飲酒量と考えないことが大切です。
飲酒量を少なくしたほうがよい人もいる
年齢や体質、健康状態によっては、純アルコール20gより飲酒量を少なくしたほうがよい場合があります。
飲酒すると顔が赤くなりやすい人や服薬中・治療中の人などは、20gを一律の基準とせず、自分の状態に合わせて飲酒量を減らしたり、飲酒を控えたりしましょう。
飲酒しない人に飲酒を勧める目安ではない
純アルコール20gは、普段お酒を飲まない人に飲酒を勧めるための目安ではありません。
健康のために新たに飲酒を始めたり、20gまで飲む必要があると考えたりせず、飲酒しない人はその習慣を続けて問題ありません。
まとめ
お酒の量を考えるときは、ビールや日本酒などの杯数だけでなく、含まれる純アルコール量をg単位で確認することが大切です。
純アルコール20gは、ビール5%なら500mL、日本酒15%なら約180mL、ワイン12%なら約200mLが目安ですが、同じ容量でもアルコール度数が高くなるほど純アルコール量は増えます。
純アルコール量は「飲酒量(mL)×アルコール度数(%÷100)×0.8」で計算できるほか、商品に表示されている場合は「純アルコール○g」の記載から確認できます。
ただし、20gは誰にとっても安全な量を示すものではないため、年齢や性別、体質、健康状態などを踏まえて飲酒量を考え、普段飲酒しない人は20gを目安に新たに飲み始める必要はありません。