目次
はじめに
「DHAやEPAを摂ると血圧は本当に下がるのだろうか」
「サプリメントを飲めば高めの血圧対策になるのだろうか」と気になっていませんか。
健康診断で血圧が高めと指摘されたり、自宅で血圧を測る習慣を始めたりすると、魚に多く含まれるDHA・EPAが血圧によいという情報を見かけて、食事とサプリメントのどちらを選べばよいのか迷ってしまうことがありますよね。
この記事では、DHA・EPAと血圧の関係、期待できる効果、食事やサプリメントでの取り入れ方、摂取時に知っておきたい注意点まで順を追って説明していきます。
DHA・EPAで血圧は下がる?

DHA・EPAは青魚に多く含まれる成分として知られており、血圧との関係についても研究が行われています。
ここでは、DHA・EPAに期待されている血圧への働きと、過度な期待をしないために知っておきたいポイントについて順を追って説明していきます。
DHA・EPAには血圧を下げる働きが期待されている
DHA・EPAには、血管の健康を保つ働きがあり、血圧が高めの人を対象とした研究では、継続して摂ることで血圧がわずかに低下したという報告があります。
ただし、血圧への影響には個人差があるため、摂れば誰でも同じように下がるわけではありません。
すぐに大きく下がるわけではない
DHA・EPAは、摂った直後に血圧を大きく下げるものではありません。
研究では、ある程度の期間継続して摂取した場合の変化が調べられているため、短期間での効果を期待するのではなく、毎日の食事などから無理なく取り入れていくことが大切です。
DHA・EPAで血圧が下がる理由
DHA・EPAが血圧によいといわれる背景には、体の中での働きが関係しています。
ここでは、DHA・EPAが血圧に影響すると考えられている理由を、血流や血管の健康との関係から順を追って説明していきます。
血管を広げて血流を改善するため
DHA・EPAは、血管を広げる働きに関わる物質に影響し、血液が流れやすい状態を保つ働きが期待されています。
血管が広がると血液が流れるときの抵抗が小さくなるため、こうした働きが血圧の低下につながると考えられています。
ただし、体質や健康状態などによって影響の現れ方には個人差があります。
血管の健康維持につながるため
DHA・EPAは、血管のしなやかさを保ち、健康な状態を維持する働きも期待されています。
血管の柔軟性が保たれると血液がスムーズに流れやすくなるため、血圧を健やかに保つことにもつながると考えられています。
毎日の食事などから無理なく取り入れ、継続して摂ることを意識するとよいでしょう。
DHA・EPAを効率よく摂る方法
DHA・EPAの働きを十分に生かすためには、どのように取り入れるかも大切なポイントです。
ここでは、DHA・EPAを効率よく摂取する方法について順を追って説明していきます。
青魚から摂取する
DHA・EPAは、さばやいわし、さんま、ぶりなどの魚に多く含まれています。
普段の食事にこうした魚を取り入れることで、DHA・EPAを自然な形で補いやすくなります。
毎日食べようと無理をせず、できる範囲で魚料理を取り入れていくと続けやすいでしょう。
サプリメントを活用する
魚を食べる機会が少ない場合は、DHA・EPAを配合したサプリメントで補う方法もあります。
手軽に取り入れやすい一方で、製品によってDHA・EPAの含有量は異なるため、成分表示や1日の摂取目安量を確認して選ぶことが大切です。
食生活を基本にしながら、不足しやすい分を補うものとして上手に活用しましょう。
魚を食べる機会が少なくサプリメントを検討しているものの、「DHA・EPA以外にはどのような成分があるのか」と迷う場合は、血圧が気になる人向けのサプリメントの選び方も確認しておくと安心です。
▶血圧を下げるサプリメントはある?成分や選び方・注意点を解説
継続して摂取することが大切
DHA・EPAは、一度にたくさん摂るのではなく、日々の食生活のなかで継続して取り入れることが大切です。
血圧への働きについても一定期間継続して摂取した研究が多いため、短期間での変化を求めず、無理なく続けることを意識するとよいでしょう。
食事やサプリメントなど、自分に合った方法で習慣にしていくことがポイントです。
DHA・EPAを摂るときの注意点
DHA・EPAは健康維持に役立つ成分として広く利用されていますが、誰でも同じように摂取すればよいというわけではありません。
安全にDHA・EPAを取り入れるためにも、薬との関係や摂りすぎを避けるポイントについて順を追って説明していきます。
降圧薬や抗凝固薬を服用している人は医師に相談する
降圧薬や抗凝固薬、抗血小板薬を服用している場合は、DHA・EPAのサプリメントを取り入れる前に、医師や薬剤師へ相談しておくと安心です。
薬の種類や摂取量によっては、DHA・EPAとの組み合わせに注意が必要なこともあります。
自己判断で量を増やさず、服用中の薬との兼ね合いを確認してから取り入れましょう。
降圧薬を飲んでいる方は、「サプリメントと一緒に飲んでも大丈夫なのか」と不安になることもあるでしょう。併用するときに確認したいポイントを知っておくと安心です。
▶血圧の薬とサプリメントは併用できる?飲み合わせで注意したいポイント
摂りすぎに注意する
DHA・EPAは健康維持に役立つ成分ですが、たくさん摂ればその分だけ効果が高まるわけではありません。
サプリメントを利用するときは、製品に記載されている1日の摂取目安量を確認し、適量を守ることが大切です。
食事からの摂取も含めて考えながら、無理のない範囲で続けていきましょう。
まとめ
DHA・EPAは、青魚に多く含まれ、血管や血流への働きを通して血圧管理をサポートすることが期待されている成分です。
ただし、摂ればすぐに血圧が下がるものではないため、日々の食事から無理なく取り入れていくことが大切です。
魚を食べる機会が少ない場合はサプリメントも選択肢になりますが、摂取目安量を守り、薬を服用している方は事前に医師や薬剤師へ相談しましょう。
DHA・EPAだけに頼るのではなく、減塩や適度な運動なども意識しながら、自分に続けやすい方法で血圧管理に取り組んでみてください。